SHADOW胴体の製作 


サーボ搭載のシミュレーションをします。

通常サーボはネジによって固定されますが、今回はサーボ周り前後
左右のスペースを最小に取って、サーボトレイでサーボの位置決め
が出来るような加工をします。

サーボ(フタバS3150)を2個紙テープで束ねて、ボール紙で作った
サーボトレイに納めてみます。
この状態で胴体への搭載もシミュレーションしてみます。


ボール紙シミュレーションを元に、2ミリFRP板からサーボトレイを切り
出します。 同時にスイッチを取り付ける穴も開けておきました。

このFRP板は会社の産廃置き場にあったジャンクからの物です。


サーボとスイッチの取り付け穴やサーボコードの逃げを加工します。
取り付けネジM2.6のトラス頭タッピングネジを使います。 サーボの
ゴムブッシュとハトメの隙間は無視です。


裏側に接着面積を増やす為にヒノキ材の補強を入れます。

フックの取り付け穴を開けます。
マスキングテープで養生をしています。 前縁から75ミリ所から穴が
開くようにします。


気合いを入れて、リューターの丸砥石で切り開きます。


取り付けネジ用の穴を開け、皿加工を施します。


取り付けようとした所問題が発生しました。
フックの台座とバラストチューブが接触して、フックの取り付けが出来
ません。 私の機体は2期の物でバラストチューブが取り付けられて
いますが、フックのセットがバラストチューブ無しの1期の物と同じもの
だったようです。

現在の物は対策済みの物がセットされているようです。




仕方がないので、フックの台座の角を削り落として接触しないように
しました。 堅くてなかなか削れずに随分と難儀しました。


それでも取り付けはまるで知恵の輪のようで、フック固定ネジを緩く
締めて、ベースと台座が斜めになるように仮止めした状態で取り付け
ました。

本来なら接着剤を塗った状態で挿入したかったのですが、適わぬ願
いです。

取り付けネジを締め込んでから、長い棒で胴体とベースの隙間にエポ
キシ樹脂を流し込んで固定しました。



写真の写りが悪いですが、右に口を開けているのがバラストチューブ、
中央に光っているのがフックのベースです。
胴体内面で色が濃くなっている所は樹脂が着いた所です。


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