SHADOW胴体の製作 


サーボトレイを接着します。
サーボをトレイにセットした状態で、ボール紙を隙間ゲージとしてクリアランスを保ち
瞬間接着剤で接着しました。
位置としては、サーボホーンが開口部の中央に来るようにしています。


瞬間接着剤が硬化した後、サーボを取り外して補強の為のフィレット作りをします。
フィレットになる部分を除いてマスキングをして、30分エポキシにマイクロバルーン
を混ぜた物を充填、硬化が始まる前にマスキングテープをそっと剥がします。


綺麗なフィレットができました。

バラストチューブの押さえを作ります。
6ミリベニヤを2枚重ねて、バラストチューブのRに合わせて削ります。


中央にM3の爪付きナットを仕込みました。


バストチューブにネジが通る穴を開け、そこを狙って先ほど製作した「受け」を接着
します。
最初、瞬間接着剤だけで接着しましたが、不安になって隙間にマイクロバルーン
エポキシを充填しました。

Vテールのコントロールロッドはキットに付属の1.2ミリステンレスパイプは使わず
同じく1.2ミリのカーボンロッドを使いました。

ステンレスパイプが7g、カーボンロッドは4g、全体の重量を考えれば重量的には
大したことはありません。 ですが、硬度ではカーボンロッドの方が勝っています。


ロッドエンドはVテール側は1ミリ用のロッドエンドの穴を広げて使います。


肉が薄くなった分はカーボンパイプを被せて接着する事で補います。
ロッドエンドとカーボンロッドの接合は瞬間接着剤です。


今回買いそろえたロッドエンドです。
右から
1ミリ用(Vテール側に使用)
1.2〜1.4ミリ用(サーボ側に使用)
同サイズのブラス地の物(今回使用せず)


カーボンロッドには組み込む前に「長万部航空機」のすべすべ君を塗りつけて
おきました。 かなり動きが良くなります。

Vテールのボールリンクはネジ部分に5分エポキシを塗ってからねじ込みます。
六角部分が有りませんので、手で回してきっちり最後までねじ込めるかの確認を
してから接着作業に入ります。


Vテールの取り付けネジは左のサイズの物がセットされていました。
長すぎるので、スペーサーを噛ませていましたが、手元にジュラルミンのネジが
あったので、これと交換しました。

ネジの受け部分が樹脂なので、出来れば柔らかい素材のネジが使いたいです。

胴体のメカ積みが終わりました。 
サーボトレイはサーボのサイズピッタリに作ってあるので、ハトメやグロメットは使
わず、ナベ頭のM2.6タッピングネジで留めてあります。

受信機のアンテナ線は、ビニールコードをハンダ付けして、倍の長さにしてあります。

バッテリーは単三サイズのニッケル水素電池「エネループ」を4本束ねた物を使用
します。 出来るだけ前に搭載出来るように2本組をずらすようにホットボンドで固定
、シュリンクチューブを被せました。
硬質スポンジで足を作ってあります。

この電池は容量を抑えて自己放電が少なくなるように工夫された電池で、1週間や
2週間ではほとんど放電がありません。

キャノピーの裏側には2ミリのカーボンロッドでロックを作ってあります。
瞬間接着剤で中央部分だけ接着して、硬化後にマイクロバルーンエポキシを盛って
補強しました。

ただ、この方法だけですとキャノピー部分を掴むとあっさりとキャノピーがずれてしま
います。 バルサ片などでずれないような工夫が必要なようです。


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