mojo 製作プラン


この機体は、とあるビルダーの方に作っていただいた主翼とポッドを使って
製作します。  主翼はAG45〜47とお馴染みの物ですが、最近の機体
より大きな25dm2の面積を持っています。


大きな主翼に合わせる為の尾翼の大きさを算出します。 今まで飛ばしてきた
機体のデータから、水平尾翼容積は0.45は欲しいですし、上反角の大きさ
からも、垂直尾翼容積は0.04以上は欲しいところです。

テールブームになるパイプにも限りがありますが、最大限に使って割出した
サイズが水平尾翼面積2.8dm2、垂直尾翼面積2dm2です。
これにより水平尾翼容積0.46、垂直尾翼容積0.043を得ることが出来ます。

水平尾翼、垂直尾翼はバルサ直貼りで作ることにします。

サーボはBlaster他数機で使って安心感のあるDymond D47、もしくはTamazo
のTS1002を使用します。

分解した経験からこのサーボはとても合理的に出来ていて、信頼の置けるサーボ
だと言うことが判っていますからね。


ポッド幅は広く底も平らではありますが、高さが低いので大きなサーボは横積み
にする必要が出てきます。 ラダー、エレベーターは良いのですが、エルロンは
極力左右対称にしてロッドの長さを揃えるのがきむらクラフトの製作ポリシーです
ので、エルロンサーボを横積みや互い違いにはしたくありせん。

そこに来てこの小さなサーボは大変重宝します。 特に最近のロットはサーボホーン
が肉厚になり安心感が増しました。

電池はお馴染みCR2の2本直列を使用します。
使用期限を守れば電池切れの心配が無いので安心して飛ばせます。

水平尾翼の動翼はフライングテールでは無く、通常の動翼を使います。
マウントを作るのが面倒くさかったのもありますが、通常のものならコントロール
は全てPEラインのプルプルで良く、かなりの軽量化になるからです。

カーボンロッドとアウターで2g程度の重量で、数字的にはたいしたことは無く見え
ますが、カウンターとしてノーズに倍以上の重りを積む必要が出てしまいます。

また、ロッドを使う限り必ずガタは出るものですが、PEラインにしてちゃんとメンテ
ナンスをすればガタはほとんど無くなります。

フライングテールの特性も捨てがたいのですが、見直す良いチャンスにもなる
かと思います。
主翼の取り付けには皿ネジを使います。 皿ネジはネジの頭で押さえられるので
主翼に開けられたネジ穴が少しくらい大きくても、きちっとセンターが出ますし
緩みにくいですね。

ネジには最近手に入れたレニーの樹脂ネジを使います。 ナイロンネジより遙か
に堅く丈夫、しかも軽量なエンジニアプラスチック製のネジです。
このネジの切断にはカッターでは無理で、刃がボロボロと欠けてしまいます。
ピラニアソーでゴリゴリと切断しないといけません。

主翼はスタイロフォームコアですので、締め付けた時に主翼が潰れない工夫も
施します。


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