mojo 尾翼の製作



算出した尾翼面積で水平尾翼と垂直尾翼を5ミリバルサから切り出します。
出来るだけ軽いバルサを買ったつもりでしたが、結構重いし堅いのでがっかり
です。
黒い物は、スパーになるカーボンです。 「風邪をひいたプリプレグ」です。


スパーは縦に入りますので、尾翼を分割します。 カーボンを挟み込んで、瞬間
接着剤で接着します。


流行の尾翼の翼型、HT22に似せて削り出します。
水平尾翼はスキンヒンジの予定ですのでそのままで、垂直尾翼はOHPシート
ヒンジを仕込むつもりなのでヒンジラインで切り離してあります。

スキンヒンジにする水平尾翼は、ヒンジ面になる面が平らになるように、極端
な話し、上反角が付くように削ってあります。

上下対称に削ってしまうと、ヒンジ面が「弧」になって、動きがスムーズに行か
なくなってしまうためです。


この尾翼はバギングによって仕上げますので、前縁など縁にマイクログラスを
テープ状に切った物をスプレー糊で貼り付けてあります。

転写塗装をするためにに花屋フイルムに離型処理をした後、アクリルスプレー
で着色をしています。 きむらクラフトでは、マイラーに直接マイクログラスを置く
のではなく、マイクログラスは花屋フイルムに置きます。
この上からマイラーで挟み込むのです。



マイラーや周りが汚れないのが利点ですが、仕上がりの表面に今ひとつの
物があるのと一工程増えるのが欠点です。

仕上がって周りを一周トリミングした尾翼です。 元のバルサが重かったのと
着色で随分と重くなってしまいました。 2.8dm2あるので仕方ないといえば
それまでですが、そろそろスタイロに切り替える時期かもしれません。


垂直尾翼も仕上がりました。
色が地味です....。

補強で樹脂を置いた部分が良く判りますね。

下が今回作った尾翼で、上が主翼と一緒にいただいていた水平尾翼です。
一回りほど大きくなっています。


こちらも下が今回作った物です。 3周りほど大きく、動翼が地面に干渉しない
デザインに変更してあります。

下面に幅1ミリでスキンを切り取り、中のバルサを掘り出して動翼を作ります。
断面には樹脂を塗って、防水としました。


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