SuperDimona 胴体の製作1


この様な化粧箱にステッカーまで貼られた胴体、フイルムが貼られた主尾翼、リン
ケージパーツに至まで同封されています。
このままサクッと組めば直ぐにでも飛ばせるキットですが....

それでは「きむらクラフト」じゃありません。


先ずはエレベーターとラダーのリンケージ変更から手を付けます。
画像のようなチューブが樹脂で所々接着されていましたが、特にエレベーターの動
きでチューブが遊んでしまって動作が確実ではありませんでしたし、角度によって
渋い場所もありました。

思い切り引っ張ったらズルリと抜けました。


壊している様ですが...壊してます。
垂直尾翼内にエレベーターサーボを取り付ける為に、ラダーを取り付け部分から
むしり取りました。 10ミリ厚の柔らかなバルサを使っていてちょっと勿体なかった
です。

エレベーターサーボはPOWER TECH HPS15180と言うデジタルサーボで、
青い部分はアルマイト製です。

ベルクランクはDU−BROのマイクロベルクランクを3ミリベニヤの台に取り付けま
した。  ベルクランクとサーボホーン間は1.2ミリのステンレス線です。
この状態で垂直尾翼内に取り付けます。


ネジ止めを考えていましたが、実験の結果、垂直尾翼の外皮が薄く柔らかい為に
負荷が掛かったときに外皮゛変形してしまうようで、補強を兼ねてサーボはエポキシ
接着剤で直接接着してしまうことにします。

脱脂をしたのちにサンドペーパーで表面を荒らしておきます。


ベルクランクの角度が適切になるように位置関係に注意しながら、ベルクランク台
は瞬間接着剤で、サーボはマイクロバルーンを混ぜた5分エポキシで接着します。

垂直尾翼は平面では無いので、接着剤を多めに付けて一度押しつけ、その後に
加圧等は行いません。


水平尾翼を乗せて仮組してみたら隙間が出来るので垂直尾翼側を削って摺り合わ
せをします。 この時にね水平尾翼のアライメントが狂わないように注意します。


キットにはナイロン製のホーンが付属しますが、真鍮製のホーンに交換します。


ホーンはエレベーターに瞬間接着剤で接着します。

仮組をするとこんな感じです。




仮にフタをしてエレベーターの動作確認をしましたが、垂直尾翼の表皮が動いて
動作が逃げてしまうようだったので、サーボ下にリブを追加しました。


5ミリバルサでフタをしました。
リンケージやサーボのトラブルの際はこれをまた剥がさないといけません。

バルサ面にはこの後にオラカバの白を貼っておきました。


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