  レーザーカットされたシートから取り外した状態の水平、垂直尾翼です。 レーザーカットされたバルサの切断面は直角になっていない事がほとんどなので 仮組をして接合面に隙間が出来ないかチェックします。 水平尾翼は対称な形をしていますから、左右を入れ替える事で切断面をぴったり 合わせる事が出来ました。 |
 ラップを敷いた定盤の上で、瞬間接着剤にて組み立てます。 組んだ後にサンディングをして仕上げます。 フイルム貼りにて仕上げる予定なので、動翼後縁はそこそこの厚みを残してあり ます。  サンディング後に添付のカーボン補強材を接着します。 そのままでは段差が出来ていますので、ローラーで押し込んでおきます。 以前はドライバーの先などで浅い溝を加工していましたが、溝と補強材に隙間が あると強度が低下するので、最近はこの方法です。 |
 軽量なミラクルフィルムで被覆しました。 垂直尾翼はフイルム裏面からラッカースプレーで軽く塗装して着色しています。  |
 手持ちの堅めなバルサから水平尾翼のマウントを削り出します。 キットには尾翼と同じシートにマウントを作るパーツも有るのですが、バルサが柔らか 過ぎるので使用しませんでした。 同様に垂直尾翼用のマウントも作ります。   マウントを接着する部分にアイロンを当てて再度良くフイルムを密着させてからマウ ントが接着されるフイルムを切り取ります。 位置を良く確認してマウントを瞬間接着剤で接着します。 |
 ホーンはキット付属の物を使用しました。 ０．３ミリのＦＲＰ板からレーザーで切り抜かれた物で、穴までレーザーで開けられて います。 私が作る物よりも際な出来です。  ヒンジは毎度お馴染みＯＨＰシートから切り出した物です。 幅５ミリに切り出した短冊から作ります。 水平尾翼に４カ所、垂直尾翼には３カ所 のヒンジを仕込みました。 |
 水平尾翼の完成図です。 ホーンはカッターで切れ込みを入れた所に差し込んで、瞬間接着剤で接着します。  垂直尾翼のホーンはカッターで入れた切り込みに左右から一枚ずつ差し込んで接着 しています。 |