胴体の製作1


キットの中身です。 綺麗にカットされたバルサと脚やリンケージ
関係の小物、モーターが入っています。 モーターは使用する
パワーソースに合わせて、ムサシノCモーターかDモーターが選べ
るようになっています。
木村はリポ3セルを使う予定でしたのでDモーターのセットを選択
しました。

作りながら思ったことは、各部材が仕上がり寸法に近いサイズに
カットされていると言うことです。 大抵のバルサキットは、各部材
を少し大きめにカットされていて、削って調整する範囲が大きいの
ですが、その削り代が少ないのです。 
これは、製作する際にどこに使用する部材なのかが直ぐに判りま
すし、ゴミが少なくて済みます。 


それと、角度付けが必要な部分の部材は予め斜めにカットされて
いて、そのまま接着できるようになっていました。

図面を広げてサランラップを敷き、その上での製作となります。
今回のキットはプレキットですので、図面は手書きのA4コピー
です。 2枚を貼り合わせています。


側板を繋げて軽くサンディングしてから、胴枠の組み立てを行い
ます。 上翼の後退角のため、ベースのハミングカブと違い上翼
と下翼の取りつけ位置がずれています。 そのために胴枠には
角度が付けられます。
角度の付いた部材はここで力を発揮します。


胴枠を垂直に立てて、瞬間接着剤で固定していきます。


胴枠とバッテリーベースを接着した後、胴枠とバッテリーベースとの
面だしを行いました。


生地完になった時点で胴体を掴んだときに、潰してしまいそうな
感覚を覚えて追加した補強です。 この時点で接着しておけば
楽だったと思いました。


サーボレールの位置決め材です。 これも生地完になってから
接着しましたが、使用するサーボが決まっていれば、製作初期の
この時点で接着しておけば、と思いました。

キャノピー前部をハッチとする改造を行うため、ピラーに相当する
柱をカーボンで補強しました。


この部分です。


キットの設計では上翼を取り外し、その部分からバッテリーを
脱着するようになっています。 バッテリーをマジックテープで
包み込むようにして固定します。


きむらクラフトVerでは、新たに設置したハッチからバッテリーを
出し入れします。 胴体に固定したマジックテープをコの時にして
バッテリーを固定します。


胴体の補強材は側板を接着後に接着しました。


ノーズ周りはこのような変更をしました。
飛行性能に影響なく、きむらクラフト味が出るように工夫しています。


ノーズを軽くスラントさせて上げることにしました。 5ミリバルサを
接着し、前が低くなるように削りました。
プレキットらしく、側板の「ツギ」があります。 重心調整の為にノー
ズを延ばしたのだそうです。
また、先にフライトした方の情報で、ダウンスラストを追加します。


キットでは、ノーズを細く絞ったデザインですが、きむらクラフト流に
スピンナーと胴体に段差を付けます。 そのためにモーターマウン
トの幅を広げました。


モーターマウントの幅を広げるに伴い、ノーズの絞りのラインを決め
るテーパーゲージも特製です。

広い接着面には中心部分にタイトボンドを置き、貼り合わせ後に
周りから瞬間接着剤を流しました。
この画像のタイトボンドは出し過ぎです....。


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