主翼の製作 2


主翼の面出しを行います。
大きなサンディングボードを使って、完璧な平面を作りましょう。
接合後の強度が段違いです。


サンディングには作業台を必要な角度に傾けて行いました。
上翼は0.5°、下翼は2°の傾斜付けて作業をすれば、接合後
に上翼1°、下翼4°の上反角が付きます。


サンディング後の接合面です。

エルロンホーンは購入時にはL字に曲がっているだけですので、
Z字状に曲げ加工します。 私はこの時点で色気を出して直角
以外の角度を付けたため、後で大変な目に合いました...。


上に大きく動く様に差動を付けるためサーボ側にオフセットするよう
に角度を付けてホーンを曲げたのですが、シミュレーションの結果、
まるっきり逆の動きをする事が判りました。
全部組み上がってから判明したためにリカバリーが大変でした。

ホーンの位置に合わせて押さえと主翼に溝加工をします。
このパーツも上翼と下翼用があり、角度付けして切断してありました。

エルロンホーンを組んで、動作角度が確保出来れば主翼を接合します。
きむらクラフトでき5分エポキシで接合後、80g/m2のマイクログラス
を巻いて補強をしました。
キットにはもう少しごついクロスが添付してありますが、主翼の接合には
自信がありますので(少しだけ)補強も最小限に止めています。

マイクログラスも綺麗に貼れたので光っていますね。

エルロンサーボの入る穴を切り欠きます。
切り欠いた穴の縁が弱かったので支え棒的な補強を入れました。


こちらはボルトの受け補強です。 1ミリの航空ベニヤを使いました。

エルロンホーンが入る溝を加工しました。
エルロン材も後退角のある上翼用とストレートの下翼用とに別れて
いました。


ここまでする必要は無いかと思いますが、主翼の厚みとキッチリ合わせ
る為に、サンディングして微調整しました。

サンディング後、綺麗に粉を除去してからフイルムを貼ります。
下翼下面は赤地に白のストライプ。 上翼下面は赤一色です。


カラーリングに合わせてエルロン材も2パターンあります。

エルロンの取りつけはキット付属のシートヒンジを使用し、瞬間接着剤で
取りつけました。


[戻る]