メーヴェ風デコパネ無尾翼機の製作


材料となったホームセンターで購入したデコパネ。 450*600サイズで500円台でした。
100均では、いつも在庫しているわけでは無いですがこの倍のサイズで300円だとか...

たまたま行った100均に置いて無かったのでホームセンターで高級なデコパネを購入しま
した。


主翼になる部材をカッターで切り出して、への字キャンバーを付けるために裏面に切れ込み
を入れます。 切れ込みはノコギリで、幅2ミリ程度の溝を掘ります。


コレは他の機体の写真ですが、への字に曲げる「山」側になるほうに梱包テープをぴつたり
と貼ります。 これによって、曲げたときに外側が折れてしまうことはありません。

これを貼らずに曲げると、少し曲げただけで外側がパキンと割れてしまいます。

梱包テープは、接着剤が硬化後に剥がします。

これは加工例です。 裏にボールペンで5ミリ間隔に筋を入れて、表面に梱包テープを貼れ
ば、ここまで曲げても割れることはありません。


溝部分に5分エポキシを塗り込み、重石を使い前縁部分を持ち上げてキャンバーを作ります。


キャンバーが付いたパネルを貼り合わせて方翼が出来上がりました。  台を上反角の分
傾けて、サンディングボードで上反角の分だけ削ります。


左右を接合して主翼が形になりました。 写真は主翼の裏側を見ています。

接着は全て5分エポキシを使っています。

胴体...と言うかナセルを組み立てます。 こちらも5分エポキシを使い、まち針と紙テープで
仮組を行いながら組み立てます。


この時点でエレボンサーボの取り付け穴とサーボベッドを接着しておきます。


胴体と主翼を接着してしまいます。 デコパネの表面は離型剤が付いていますので、接着面は
サンドペーパーでしっかりと荒らしておきます。

荒らしておかないと、エポキシ接着剤は硬化後に、ペラリと綺麗に剥がれてしまいます。

モーターマウントの部品です。
モーターを取り付ける1.5ミリのFRP板から切り出したプレート、胴体への接着面積を広げる
為の板、角度を決めるバルサブロックです。

補強板が変な形をしているのは、単に航空ベニヤのジャンク、切れ端だからです。 意味は無
いです。




5分エポキシで胴体に接着します。 こちらの接着面も予めサンドペーパーで荒らしてあります。

エレボンサーボは胴体内部から押し込んで、耳の部分とサーボの底の部分ををホットボンドで
胴体、サーボベッドに点付けします。


エレボンはホーンを5分エポキシで接着して、主翼にヒンジテープで取り付けます。


リンケージは1.2ミリのカーボンロッドと0.8ミリピアノ線の組み合わせです。 接合部分には
ヒシチューブを被せて、ニュートラルを出してから瞬間接着剤で固定します。

手持ちのアンプを搭載します。 モーターへ行くコードは、ノイズ対策で三つ編みになっています。
効果のほどは....


モーターはTKIブランドのケース内アウターローターモーターです。

モーターをM2.6ネジで固定、コレット式のプロペラアダプターを介して5*5のプロペラを取り付
けます。

一応飛ぶことが確認されたところで、かぜの谷のお姫様を乗せてあげることにしました。
インクジェット用のラベルシートに印刷して、切り抜きました。

楕円は黒が吸気口、水色が排気口に当たります。 ちょっとしたステッカーチューンです。


お姫様シールはデコパネに貼り付けて、カーボンロッドを支柱にして機体に刺して立たせます。

この一枚のついたてで、飛行特性ががらりと変わります。 どちらかの状態を決めてセッティング
をする必要があります。


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