Majo−Voodoo 製作プラン


先ずは体重測定から。
胴体は水平、垂直尾翼が接着された状態で51グラムしかありません。 ブームはなり長いロングテール
仕様の割にかなり軽量です。 ポッドが軽い感じがしますが、かなり柔らかいので強度的な面でちょっと
不安があります。


主翼は99グラム。
軽い割には樹脂の硬化が良いようで、今までウチに来た機体では一番表面が綺麗です。 光ってます。

前縁はクリアテープが貼って平滑を出しています。
主翼の工作はエルロンホーンとペグの取り付けだけの工作になりそうです。



ポッドの絵を描いて、サーボの搭載方法とリンケージの配置を検討しました。
きむらクラフトでは、ポッドの写真を撮り、その写真からレイアウト用の絵を起こしています。
そこに、予め書いておいた(使い回しとも言う)サーボ絵を並べてレイアウトを決めています。
ちなみに、ジャストシステムの「花子」を使っています。

この方法で尾翼の面積を測ったりも出来るんです。

手持ちの受信機を出し入れした結果、サーボエリアの前端が決まり、それに合うようにサーボの位置を
決めます。
電池の交換、クリスタルの交換を考えると、サーボブロックを取り外さずに全ての作業が出来るように
するのが「きむらクラフトクオリティー」です。

工作例ではサーボは縦一列に並べていますが、その場合、受信機とバッテリーが埋め殺しになってし
まうため、前2個のサーボ横並び、後ろ2個を縦並びとします。

ポッドの背が低いため、デジタルサーボの搭載は見送りました。

配置が決まった所で、サーボベッドの図面も書いて見ます。 Nemo−DLGやMicro X−Rayの時の
様に、1ミリ航空ベニヤとバルサで枠を作りましょう。

サーボベッドはポッドにネジ止めとします。 昔作ったオーバーハンド機に戻ったみたいです。


Majoと同様、逆三角形のポッド断面の為にサーボの搭載の自由度がありません。 また、機体のスタイ
ルが中翼機で、ポッドの背の高さを生かせないのが勿体ないと思いました。


これで高翼機スタイルならば、デジタルサーボもストレートなリンケージで使えるはずです。

ラダーとエレベーターのリンケージ、本来ならPEラインによるプルプルリンケージとしたいところなのです
が、ラダーに取り付けられたホーンが片側にしかないのと、主翼取り付けネジ受けがパイプを貫通する
ように取り付けられているため、パイプ内にPEラインを走らせる事が難しそうです。

今回は添付されてきたポリミイドチューブとロッドでリンケージを行います。


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