UNION MODELS Piper J3−CUB 主翼の製作2


エルロンホーンの完成形です。 エルロン側は1ミリピアノ線をL字形に曲げた物をカーボンパイプに差し込み
ますが、この時点では接着していません。 接着してしまうと取り付けられなくなってしまいます。


主翼にエルロンホーンを中央部(写真の右手)より差し込んで、L字に曲げたピアノ線をエルロン側(写真の
左手)から差し込んでドッキング、瞬間接着剤で接着します。

エルロンは5ミリバルサの単板から削り出します。 キットの後縁材は後縁が1ミリに成型してあるので、
エルロンもそれに合わせて成型します。


合わせてみました。


左右の主翼を接合するパーツはキットでは1.5ミリバルサの連結パーツだけですが、さすがにそれでは
持ちませんので、キットのパーツを1ミリ航空ベニヤで裏打ちして補強します。

上側がキットのパーツで、下側が1ミリ航空ベニヤの裏打ち補強です。


補強パーツを使ってボックス状にに組まれた連結部分です。 これだけで済まそうかとも考えていたので
すが、1.5ミリカーボンロッドのカンザシも追加することにしました。

カーボンロッドのカンザシを挟んで左右の主翼を接着します。 本来J3−CUBは上反角は付けていない
のですが、機体が小さいので安定重視でキット通りの左右2度ずつの上反角を付けています。


1ミリ航空ベニヤからカンザシ受けを切り出します。


カーボンロッドを上下から挟み込むように接着します。


中央部を1ミリバルサでプランクします。 当然1ミリの段差が出来ますので、細く切った1ミリバルサをスパー
等に接着して斜めに削り、段差を無くしました。


裏からみるとこんな感じ...

胴体に仮乗せしてみたら、後半がスカスカなのを発見、胴体幅に補強を追加しました。

ストラット受けに0.5ミリ真鍮線をひねってマイクロヒートンを作りました。


ストラットの製作の写真がありませんでした...
ストラットの先端には1ミリカーボンロッドを接着、マイクログラスを瞬間接着剤で巻いて補強してあります。

カーボンロッドをヒートンに差し込んでストラットを固定します。
差し込んであるだけですが、飛ばしていて外れたことはありません。

1.5ミリカーボンロッドのノックピンを接着しました。


ネジ受けに1ミリ航空ベニヤを接着しました。


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