K&S Iris−FT1500胴体の製作1


尾翼ブロックの加工です。 サクッとアライメントと動作を確認しておこうと思ったら、整形がいい加減な為に
アライメントピン自体が入りません。


内装のLクランクを避難させて、稼動範囲をマーキングしてリューターで干渉部分を削り落としました。


水平尾翼の取り付け面のモールドがいい加減だったので削って面出しをしました。 サンディングブロック
を当ててあげると、不思議な模様が現れます。  かなり歪んでいたようです。


ようやく仮組みできる状態になったので、水平尾翼を入れてみると、隙間が出来てしまいます。反対側は
後ろ側に隙間が出来たのでパイプが曲がって付いているのでしょう。


Lクランクが既に組み付けられている状態なのでハデな加工は避けました。 角度を合わせて穴を広げ、
隙間にカーボンロビングを細くした物を積めて瞬間で固め、また削る...を繰り返して穴位置を調整しま
した。

今思えば、Lクランクごとザックリ削り取ってしまって、作り直した方が早かったかもしれません。


ようやく真っ直ぐになりました。

テールパイプとポッドの摺り合わせを行います。 入らないことも無いのですが、かなり固くて、おまけに
回した感じ歪な気がします。

塗装を全部剥いでしまうとガタガタになりそうなので、パイプを刺して黒く跡が付く部分を削ることで調整と
します。


主翼が乗る部分を整形します。 この機体の中央翼は上反角の無いフラットな形状なのですが、それに
しても歪みが酷いので、サンディングブロックを当てて平面に近づけるように削ったらこんな状態になり
ました。

開口部の縁がすけすけになってしまったので、裏からスクラップバルサを5分エポキシで接着して補強と
しました。

2分割の水平尾翼はアライメントピンをイモネジで固定する事で組み立てられます。 イモネジ受け部分の
フイルムをコテで溶かして処理します。


そうやって仮組したところ、アライメントピン受けが曲がって接着されているらしく、イモネジを締め付けると
左右の尾翼がねじれて固定されてしまいます。

仕方がないので、まともそうな方はそのままイモネジで固定するとして、反対側は角度を合わせてアライメ
ントピン(2ミリカーボンロッド)は瞬間接着剤で接着しました。

巨大なカウンターを持った垂直尾翼も仮組してみたら水平尾翼同様、当然のようにに角度が合いません。
ヒンジラインを合わせると前側がぱっくりと口を開けます。


テール部分を削り倒して角度を合わせます。 穴が開いたらバルサで埋めりゃ良いさッ...

削っていったら、おかしな模様が出てきました。 どうやら2度塗装をしているようです。


上を削ったので、垂直尾翼が余って飛び出してしまいましたので、削って帳尻を合わせました。


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