胴体の製作 5



エルロンサーボはGWSのPIKO−STDです。 このサーボはゴムブッシュとハトメを使ってサーボを固定
する仕様ですが、前後左右の動きはサーボベッドにより規制されますので、固定は抜け止めだけで充分
です。

塩ビ板を5*5ミリサイズに切って押さえ板として、サーボ付属のタッピングネジで固定します。

コントロールロッドは0.8ミリピアノ線で、サーボ側はZクランク、エルロンホーン側はL字に曲げた物を
ヒシチューブで束ねて収縮させ、ニュートラルを合わせた後に瞬間接着剤で固定します。

エルロンホーン側のL字の抜け止めにはビニールコードの被覆をはめ込んで瞬間接着剤で止めてあり
ます。


ラダー、エレベーターリンケージの先端です。 0.8ミリカーボンロッドと0.5ミリピアノ線をL字に曲げた
物をヒシチューブで束ね、瞬間接着剤で固定した物です。


カーボンロッドをポリミイドチューブに挿入する際は「すべすべ君」を塗りつけます。


サーボ側は0.8ミリピアノ線でZクランクを作り、カーボンロッドとヒシチューブと束ね、ニュートラルを合わ
せて瞬間接着剤で固定します。

ヒシチューブをこの状態で収縮させることは出来ませんので、予めピアノ線とカーボンロッドにヒシチューブ
を被せて収縮させた後にロッドを抜き、サイズを固定したチューブを用意しておきます。


エレベーターもラダーもロッドはホーンに差し込んであるだけで抜け止めは施してありません。

モーターきキット付属のKV値1700の物で、アンプはホビーネットのTP12Aです。 GWSの6030で
フルスロットル3A弱ですので充分でしょう。

モーター取り付けのM2.6のイモネジがテスト中に緩んで脱落、モーターに貼り付いて酷いことになって
しまいました。
私はネジ穴をM3のタップを立てて広げて、M3のイモネジで固定するようにしましたが、イモネジには
ネジロック剤を塗ってから締め付けました。

バッテリーは本来ならバッテリースペースに収まるのですが、重心位置調整の為に半分胴体に潜った
状態になってしまいました。

プラカラーのスプレーで塗装しました。 白い部分も白のスプレーで塗装してあります。

それぞれの角を120番のサンドペーパーで丸め、全体を400番のサンドペーパーで研ぎ出しました。
その後、タミヤのファインサフェーサーを吹き、乾燥後にサンディング、本塗装に入りました。


塗装前にタミヤのプラサフを吹きましたが、これがいけなかったようです。

後からテストした結果、このプラサフはマスキングテープを剥がす際、スチレンペーパーの表皮と一緒に
剥がれてしまうようです。

一番食いつきが良かった組み合わせは、少し表面が溶けますがシリコンオフでスチレンペーパーの表面
を拭いた後にプラカラーで直接塗装する方法です。

アルコールで拭いた物も次に食いつきました。

胴体と主翼はゴム止めですが、組み合わせたら....

ダウエルを5ミリほどカットしました。


ゴムは片側3本で充分でした。





キットにはプロペラセーバータイプのアダプターが付属しますが、ちょっとオシャレにMPJの30ミリのアル
ミ製スピンナーを奢ってみました。

このスピンナーはコレットチャックでモーターのシャフトを咥えますが、噛み代が少なかったので、プレート
部分のスカートを削って噛み代を稼ぎました。

マイクロレースとかがあればあっという間なのでしょうけど、ここはリューターに咥えさ、回しながら少しず
つ削りました。


スピンナーを取り付けてから気がつきました。 冷却口がありません。

両脇に空気取り入れ口をリューターで削って付けてあげました。


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