Blaster3号機の製作プラン

既にBlaster2もお馴染みになった頃に、何故に初期型かとも思われるでしょうけれど、初期型
には初期型の良さがあります。

主翼にエルロンサーボを積まない選択が簡単である。
Blaster2は、主翼にはエルロンサーボ用のサーボホールが加工されてしまって
いますので、軽量化を狙って胴体にエルロンサーボを積むとサーボホールが全く
の無駄になってしまいます。
Blaster2を胴体エルロンサーボ仕様にすると、リンケージが不自然な形になって
しまいます。

主翼止めネジが2本で済む。
従来型はネジ2本で主翼を止めますが、Blaster2は4本です。 面倒です。

ハイマウントにそれほど魅力を感じない。

等です。


Blaster2は普通に組む限りは従来型よりもメカ積みが楽で良いんですが...



ポッドの原寸図を作り、それに原寸のサーボの画を置いてシミュレーションをしてみます。
今回はエルロンサーボにフタバのS3154を使い、受信機は2.4GHzのフタバR6106HFCを使用
します。

受信機とバッテリーが出し入れできる、出来るだけ前よりに配置します。

エレベーターとラダーはお馴染みのタマゾーのTS1002を使いますが、エルロンサーボのS3154
とのサイズ差が大きいので、エルロンサーボは縦積み、エレベーター、ラダーサーボは横積みとします。

一枚物のサーボベッドを使うと、エルロンサーボが突出してしまうので、苦肉の策としてサーボベッド
を2つに分け、高さを変えます。


水平尾翼は自作の物を使います。 この水平尾翼は2号機と同じ物で、Supraの水平尾翼の平面形
とフライングテールのシーソー位置をいただいています。
ちなみに芯材はデコパネで、8gです。

手削り出しでスパーはUDシート、フライングテールのマウントにはバルサが埋めこんであります。

下にあるのがキット付属の水平尾翼で、取り付け穴を合わせて並べてみました。 コチラは11gあります。


垂直尾翼はキット付属の物を使います。 重量は6gです。
真ん中あたりにある印は上下を面積で等分した所より10ミリ下になり、ここにブームを接着します。

ラダーはPEラインによるプルプルリンケージをするために、PEラインを取り出す穴の位置をシミュレ
ーションします。 

ヒンジが上から見て左側に寄っていますので左右が非対称のレイアウトとなります。
(初飛行後にロッドリンケージに変更しました。)


エレベーターリンケージはアウターにキット付属の白い樹脂パイプは使用せず、ポリミイドチューブ
を使い、外装とします。

ペグはいつもの棒ペグでは無く頂き物のZペグを使います。

違和感が無いと評判ですし、ペグ穴はモールドされていますが加工も少しで済みそうです。

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