Blaster3号機 胴体の製作 4


エレベーターリンケージを細工します。 ロッドエンドはキット付属の銅管+ピアノ線の物を使います。

このパーツはハンダ付けで組み立てられていますが、ハンダが回り込んで管が埋まっていますので、
0.8ミリのドリルでさっとさらって穴を深くしておきます。

その後、カーボンロッドの噛み代が7ミリになるように裾をカットします。


カーボンロッドを差し込んでラジオペンチで軽くカシメた後に瞬間接着剤で接着します。


チューブに差し仕込む前に、ロッドに長万部航空機の「スベスベ君」を塗布しておきます。 
かなり効果がありまして、これをしておかないと、引っかかり感があります。


ブームにはいろいろな汚れが付いていますので、脱脂を兼ねてシリコンオフなどで良く清掃しておきます。

カーボンロッドをポリミイドチューブに通した状態でブームに接着します。

まず、エレベーターホーンにロッドエンドを差し込みラインを確保、そしてポッドの出口を一点接着。
次にエレベーターホーンに向かって軽くチューブにテンションを掛け直線を出してエレベーター付近を一点
接着。
そしてポッドとエレベーターの中間を一点接着。

後はその間を100ミリ間隔で隙間が開くように接着します。 ブームがしなった時の逃げを考えて、べた
貼りはしません。


チューブはこの様に真っ直ぐです。


エルロンロッドの取り出し口はケブラークロスを瞬間接着剤で貼って補強します。 
瞬間接着剤を染みこませたら直ぐに指に被せたビニール袋で押さえて密着させておきます。


エレベーターサーボに仮リンケージをしてロッドの通るルートを決定します。


エレベーターリンケージのスロープを1ミリバルサにカーボンを貼った物で造ります。


ギター弦や極細ピアノ線リンケージよりストレートなリンケージを要求されますが、曲げに強いので
端から端まで接着しなくとも大丈夫なのがカーボンロッドリンケージの利点です。


胴体内もスクラップバルサで馬を作ってロッドの遊びを無くします。


サーボ付近も馬を作ってロッドをサポートします。


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