スカイひ〜ば〜号 尾翼の製作 1



スカイビーバー号の最大の特徴である楕円形の垂直尾翼を作ります。 
オリジナルはバルサの単板の無垢ですが、重くなるのと経年による変形を考えてリブ組とします。

曲面を作るのに、細く切ったバルサを何枚か貼り合わせたりなど様々な工法がありますが、今回は出来るだけ木目を
生かした寄せ木方法をとります。

図面を起こす際に、図面に木目を意識した木取りを盛り込んでおきました。
それに従い、ザックリとカットした部材を瞬間接着剤でつなぎ合わせます。


つなぎ合わせた部材を図面に合わせてカットします。 ちなみに、垂直尾翼はオリジナルサイズより2割ほど大きく作って
あります。 オリジナルのスカイビーバー号は結構垂直尾翼は小さいのです。

2割拡大で、面積ではプレイリー号と同じになりました。


リブを接着して全体をサンディングして段差を無くします。 


ラダーは4ミリバルサの無垢板です。 下部に木目を変えた部材を接着して強度を出します。

 
後縁が1ミリ程度になるまでバルサカンナとサンディングで整形します。 


テールギヤの入る溝も加工しておきます。

水平尾翼はベースにしたプレイリー号の部材を出来るだけ流用して製作します。 

プレイリー号の水平尾翼の形状はテーパー形状でスカイビーバー号の水平尾翼は短形ですので、プレイリー号用の2分割
の前縁材を繋げて1本にします。


プレイリー号の図面を流用して水平尾翼を組み立てます。 後縁材もプレイリー号の物の流用です。


翼端に補強用部材を接着した後に翼端をラウンド形状にカットします。 この形状はラジコン技術誌掲載のスカイ
ビーバー号の図面を拡大して作った物です。

 
エレベーターを整形します。 プレイリー号のエレベーターの幅は25ミリしかありませんが、スカイビーバー号のそれ
は40ミリもありますので流用はあきらめて、4ミリバルサから切り出しました。

バルサカンナとサンディングボードでくさび形に整形しました。

組み上がった水平尾翼をサンディングして段差などを無くします。

 
水平尾翼が組み上がりました。 こちらもプレイリー号と同じ面積にしてあります。


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