リブとスパー、ウエブ材の接着が終わりました。　この状態では主翼はまだフニャフニャなので、変な癖が付かない
ように軽く重しを乗せてテーブルに密着させておきます。

これはキットには無い部分ですが、主翼をねじロック方式にする際にダウエルを取り付けますのでダウエル受けの部分の
補強を追加しました。

４ミリバルサです。

キットの指示ではこのようにリブと前縁材の間に出来た隙間をそのまま放置してプランクをするようになっています。

もう何千機？もこの製作方法で日本の空を飛んでいるはずなので、そのままでも強度には問題無いはずですが
きむらクラフトでは一手間掛けて段差を埋めてあげることにしました。

１．５ミリバルサを接着して、リブのカーブに沿って整形しました。

上面プランクもきむらクラフトでは瞬間接着剤を使用します。

上面プランクはまず、リブの断面に低粘度の瞬間接着剤を染みこませてしみこみ防止をしておきます。　

これによって、この後の工程で使う高粘度瞬間接着剤の乗りを良くしています。

先の工程で染みこませた低粘度瞬間接着剤が硬化したら、高粘度瞬間接着剤をリブとスパー、前縁材に盛り
上げていきます。　染みこまないので直ぐには硬化しませんから慌てて作業する必要はありません。

上面プランク材を位置を良く確認して乗せて、両手を広げてまんべんなく、しっかりと押さえます。

接着剤はプランク材を乗せると直ぐに硬化しますが、重しをして一晩寝かせます。

中央プランク材を用意します。　プランク材をきっちり付き合わせて低粘度瞬間接着剤を出来るだけ少量、付き
合わせた面に流します。　流した面が内側になります。

瞬間接着剤の樹脂は堅いので、接着面が削れずに筋状に残ってしまうことがあります。
サイディングする面には出来るだけ出してく無いのです。

くさび状に削ったバルサを埋めて、ネジ受け部の補強とします。