スカイひ〜ば〜号 仕上げ 1


フイルムの色を頭に入れて、PCの画面上で色々と塗り絵をした結果、この様なデザインに落ち着きました。
細かいデザインや切り替えが多いと面倒です。 特に主翼に斜めのラインを入れるのは骨が折れます。

また、色数が増えるとお金も掛かりますのでここいらで妥協です。

ネタにしたのは「Carbon CUB」です。

 

使っているアイロンはご覧の3つ。

左から細かいところを仕上げるコテ、布を巻いて傷つきを押さえたアイロン、高温にして曲面貼りに使う
アイロンです。

コテタイプのアイロンはどうにも慣れないので、この手の手芸アイロンを使っています。

 
本当はオテンバでも使った京商のエクセルコートが使いたかったのですが、製作時に白の在庫がどこにも無かった
ので同じ感じのOKのE−ライトにしてみました。

こちらの方が薄くて軽量なのですが、白はオラライトの様にバルサの色が透けてしまいますし、とても切りにくかった
です。

カッターの刃が少しでも痛むと切り口がギザギザになってしまうので、曲面は型紙を作りロータリーカッターを使って
切り出しました。。


余った部分はバルサにカッターの刃を貼り付けた簡易カッターで「耳」を残して切り取りました。
3ミリほど重ね代が出来ます。

失念してしまいましたが、雑誌かどなたかのHPで見た技です。


 
ノーズ部分の絞り込みは高温アイロンで暖めながら引っ張っり、そのまま冷ましてなじませます。
余分を切った後にはやはり高温アイロンで丸め込みます。


メインギヤ固定の小物も個別にフイルムを貼っておきます。


窓部分は型紙を使って左右対称に切り取ります。 窓部分に使ったフイルムはエクセルコートで、おてんば
の窓を貼るのに買った物の残りです。


このようになりました。 最初の塗り絵よりも窓のラインをたれ目にして、かわいい感じにしてあります。
 
このフイルムはかなり温度を上げないと縮んでくれません。 取説には180度とありました。

また、常温での伸びは少ないので主翼を貼る時は引っ張ってしわを伸ばしながら、プランク部分をアイロンで
押さえるように貼ります。

翼端部分は胴体の機首部分同様、主翼を壊さないように気を付けて引っ張ってなじませます。 


取り付けネジの穴は半田コテで溶かして開けました。


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