スカイひ〜ば〜号 仕上げ 2


テールギヤは1.5ミリピアノ線を曲げて作ります。 この状態まで曲げてから胴体へ取り付けます。  先端はラダーに
刺さるように尖らせてあります。


先ほど作ったテールギヤを胴体後部に取り付けたアルミパイプに通し、ラダーに刺さる部分を90°に曲げます。


テールギヤは市販の物です。 1.5ミリ用のホイールストッパーで止めます。

一昔前なら軽量化の為にアルミのホイールストッパーやゴムタイヤなどは使わなかったのですが、重量的にはかなり
余裕があるので躊躇なく使います。



メインギヤは押さえ板を差し込んで隙間に木工用ボンドをすり込み、余った部分を拭き取ります。
折り返したフイルム同士が接着されているだけですので、強い力が掛かれば外れてくれる予定になっています。

メインギヤのピアノ線自体は差し込んでいるだけで接着はしていません。

 
メインギヤは奥までタイヤが行ってしまうと曲げの部分とホイールが接触して抵抗になってしまいます。 ストッパーを
2個使う手もありますが、奥にジュラコンスペーサーを入れて位置決めをしています。

この画像のタイヤは50ミリですが、後に60ミリの物に交換しています。 見た目でタイヤが大きい方が雰囲気が出て
いましたので。


水平尾翼は胴体との接着部分のフイルムを剥いでおきます。
ヒンジはムサシノのライトヒンジを使います。


主翼と胴体との傾きや角度を確認しつつ瞬間接着剤で接着します。

私の場合、前側の角の一カ所だけ瞬間接着剤で点付けして角度を再確認、その後、点付けで箇所を増やしながら
接着し、最後に全体に接着剤を流します。


動翼はヒンジで接合前にホーンを接着します。 ホーンは0.5ミリFRP板から切り出した物です。
動翼にカッターで切れ込みを入れて差し込み、位置決め後に瞬間接着剤で接着します。

 
垂直尾翼も水平尾翼同様接着します。
 
メカハッチはマグネットキャッチです。 胴体側に磁石を、ハッチ側にはワッシャーを接着してあります。

サーボのニュートラルはサーボテスターで出しています。 フタバの送信機ですので、ニュートラルは1520μsです。



ホーンは2個目の穴を使いますので、不要部分をカットして成型します。
上が付属の物、下が加工品です。



サーボはサーボベッドに木ねじで固定、PEラインのワイヤーリンケージはサーボ側で調整するようにしました。


尾翼側のリンケージです。 ホーンで折り返してポリミイドチューブに通し、瞬間接着剤で接着しています。

 

モーターはスピコンと接続、回転方向を確認してから、そのまま胴体に押し込みます。


モーターはジュラルミン六角ボルトで取り付けます。  普通のネジを使う予定でしたがモーターに当たってネジ頭も
ドライバも入らなかった為の処置です。


プランを練っている当初、画像のスピコンの位置にバッテリー、メインギヤの直ぐ後ろにサーボと言うレイアウト
でしたが、仮組の段階でノーズヘビーになってしまったためにバッテリー位置を後ろに動かしています。

バッテリーの乗る板は、3ミリバルサにカーボンを貼った物でバッテリーはマジックテープとマジックテープの
バンドで固定されます。


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