Victoriaの製作 1




船系キット製作のお約束、先ずは船台の製作から入ります。 ダイカットされたベニヤ板から船台パーツを取り外します
が、カットか甘くて取り外すのに一苦労しました。 おまけにベニヤの材質が悪くてそこここベニヤが欠けてしまいました。

ですが、この程度は想定内なので気にせず組み立てます。  後でクリアラッカーで防水をしますので、タイトボンドで
組み立てました。



出来上がった船台はサンディングして角を落とした後に、しっかりとクリアラッカーを塗って防水とします。

右端に写っている黒い物はキット付属の船台に貼り付けるラバーなのですが、ラバーの油染みが怖かったので使用
しませんでした。



ラバーの代わりにフエルトを貼り付けました。

ハルはデッキと一体成形なのでメカハッチを開けてあげる必要があります。 楕円のカットラインに沿って、先ずは
リューターでザックリと穴を開けます。



開けましたがバリだらけになりました。  おまけに削りカスがハルの中に全部入りました。
掃除機ででも吸ってしまえば...と思っていたのですが、静電気のせいで中々吸い出されてはくれませんでした。

結局、水洗いして出しました。


 
切った縁は綺麗にバリ取りをしておきます。


VictoriaはRcGroups等でも取り上げられていますが、ほぼすべての製作例でキール周りの補強をしています。

きむらクラフトでもそれらをまねして補強を入れて上げることにしました。  センターキール張り出しをハル内から補強
する補強板を製作するために、センターキールの断面形状を写します。



3ミリベニヤから製作した補強板です。 センターキール受けを避ける為の穴が開けられています。



センターキールの止めネジが通る真鍮パイプは接着剤の接着を確実にするために良く磨いておきます。



10×15バルサ棒をハルとデッキを突っ張る様にエポキシでガッチリと接着、真鍮パイプとの間にも接着剤を充填
しています。

ラダーシャフト受けも綺麗に磨いておきます。



仮組をしてみたら、メーカーでマーキングされた穴位置がずれていたのか、ラダーか゛前に傾いてしまいました。
ググったらこのキットの癖らしく、ヒットしたHPではラダーの前側を削って合わせていました。



きむらクラフトでは、ラダーシャフト受けの取り付け位置を前側にずらして対処することにしました。  穴を縦長の馬鹿穴
に加工します。



シャフト受けを前積めで接着しました。


 
ラダーとハルの隙間が適正化されました。


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