Victoriaの製作 3



後に赤く塗るので、発色を良くする為に白く下塗りをしました。  塗っている間、バラストが重いので手首がつりそうでした。



ラダー、センターキールはABSの無垢ですが、パーテーションラインやひけがひどかったので、共にサンディングして表面を
整えました。  あまりガシガシ削ると傷が残るので、力を入れないように削るのがコツです。



耐水ペーパーの400番から始めて、1000番まで研ぎ上げます。


バラストとセンターキールは一体で塗装するので、センターキールとバラストは接合しますが、ハメ合い部分がきつかった
ので、サイズ合わせが必要でした。

キールがバラストの溝に入る所までマスキングをして、「きゅっ」と入る様になるまで削ります。



削りが終わり、きゅっと入る様になりました。 良く見ると削り後が見えますが、接着剤の食いつきが良くなるようにと、粗い
目を残しています。



キールとバラストはタッピングネジ2本と5分エポキシ接着剤で組み立てます。 ネジ穴には5分エポキシを充填してさび
止めとしました。

塗装用のウデが取り付けてあります。 適当な物で作りました。



タミヤカラーの赤いスプレー(イタリアンレッド)で塗装した後に、クリアを吹いて仕上げました。



デッキに一緒に塗装するパーツをすべて接着したら塗装に入ります。

船体はアクリルスポンジで水研ぎして表面の油分と荒れを落とします。  デッキやハルが水を弾かなくなれば水研ぎ
完了です。

デッキ、ハル全体にタミヤカラー(プラモデル用)のパールホワイトを吹いて高級感を出します。



ハルのカラーリングは悩まずコレになりました。 アメリカズカップへチャレンジした日本艇が付けていたロゴです。
震災後の日本応援の意味も含めて即決でした。

ニッポンチャレンジが活躍していた10年ほど前ならステッカーとかが有ったのかもしれませんが、さすがにもう無いようです。
ネットから画像を見つけ、それを元にロゴのデータを作りました。

ちなみに、「花子」を使って画像からアウトラインをなぞって線画化しました。

マスキングシートにプリントアウトして、カッターで切り出します。



丸の中の文字や点などがバラバラにならないように上から一枚マスキングテープを貼りました。



ハルに貼り付けて密着させます。 

そ〜っとハルに置いて、中央部からヘラでシワを伸ばしながら貼っていきますが、少しくらいのシワは押しつけて誤魔化し
ました。



全体を古新聞でマスキングして赤い缶スプレー(タミヤカラーのイタリアンレッド)で塗装します。 マスキングに使った新聞紙、
なんか変な広告が載ってます...。



マスキングを外して、マスキングによるヒゲを取り除いてからクリアラッカーを3回ほど吹いて仕上げます。

生乾きでマスキングを外せばヒゲは出ないのですが、マツコDXの新聞をハルに触れずに取り除く自信が無かったので、
完全に乾くまで待ってしまったためにピンピンとヒゲが出てしまいました。



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