Victoriaの製作 5



ラダーのコントロールロッドです。 デッキにあるロッドの取り出し口とサーボホーンの位置の関係で一度クランク状
に曲げる必要が出てしまいました。
回ってしまっては意味がないので、サーボホーン側のクレビスとロッドは瞬間接着剤で接着してしまっています。

クランクに曲げた部分はスチールのロッドアジャスターそれから右の黒いロッドは2ミリのカーボンロッドです。 
水が掛かるところなので腐食防止の意味があります。

ラダーホーン側はテトラのホールリンクです。

ゴムブーツはキットには付属しませんのでABCホビーの物をあつらえました。



ラダーとハルの間に少しだけ隙間が欲しいので、PP板を切ってワッシャーを自作しました。  不細工ですね。



ラダーのシャフトに自作ワッシャーを通してからラダーを船体に取り付けます。 ラダー本体とハルが擦れるのを
防ぎます。



マストはアルミパイプ製で上下同じ長さで2分割です。  樹脂製のジョイントで一本のマストに仕立てる仕様です。

下側のマストに、メインブームホルダーを取り付けます。
3個のプラパーツを組み合わせてブームホルダーとしますが、一直線になるように棒状の物、画像では6角レンチ
を刺して一直線を出しました。

接着は瞬間接着剤ですが、事前にアルミパイプには脱脂処理をしておきます。



ブームバングを取り付けます。 一番下のブームホルダーにボールリンクを取り付け、とりあえずブームとマストが
直角になる位置にブラスホーンが通る穴をブームに開けます。



組み上がるとこんな感じです。 ブームバングにした青いアルミパーツは、タミヤのビックホイーラー用のターン
バックルです。 

片側には樹脂のボールエンドを、もう片側はクレビスが取り付けてあります。


2分割のマストの上半分は丁度良いサイズのカーボンパイプがあったので、カーボン製にします。



元のアルミパイプに比べて、ずいぶん軽くなります。 振り返しの挙動が良くなるかも知れません。



丁度良い...とは言え、若干細くて、肉厚も薄いので、そのままではプラパーツが接着出来ません。
そこで、カーボンシートを細く切ってプラパーツの内側に入れてサイズを調整します。



上下のマストを連結するパーツはパーツの外側にカーボンシートを巻き付けてサイズを調整します。

 
かっこいいです。  全部カーボンにすれば良かったかな...。



ジブブームの後端にはめるキャップに余ったクリートのパーツを接着してトッピングリフトのステーとします。


 
前側にはブームのバランスを取るためにバラストを仕込みます。 30グラムの鉛で釣り合いました。
弱風時の対策に有効だと言う事のようです。


ジブブームとデッキを連結する部分はキットの指示ではプラパーツと糸で連結すのですが、きむらクラフト艇では
ブーム側にブラスホーン、糸の変わりサルカンを使う事にしました。


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