Blaster3(Blaster4号機)主翼の製作1


ランチペグは付属の物を使います。 翼端を外側から挟み込む様に出来上がっています。 以前に見た物より指掛け
部分が厚くなっているように見えます。

素材はクロスでは無くてロービングです。 少ない樹脂でしっかりと固めてありますが、繊維方向には割れが出そうです
ので、接着方法がキモとなるでしょう。



後縁部分を指の形に合わせて削っておきます。  投げ方にも依るのでしょうけれど、私の場合は幅の広い棒ペグとして
使いますので、この削りが甘いと投げたときに指の腹が「じょりっ」と削れるようになって痛いのです。


実際の使用時にはこの様に第一関節の所に削った部分が当たるようになります。



RCgroupsの作例でもそのまま瞬間接着剤で接着しているだけのようですが、折れたり剥がれたりのトラブルが報告
されています。

きむらクラフトでは内部の構造体にも負荷を分担させるためにピンを打つことにしました。 ペグのほぼ中央にピンが
入る1.5ミリの穴を開けました。



ペグに開けた穴をガイドに主翼に貫通穴を開けます。

取り付け位置はヒンジラインから前に7ミリの所です。 他の方はもう少し後ろが多いようですが、これでも今までの
Blasterよりは15〜20ミリも後ろです。

投げた感じの違和感が出ないと良いですが。



ペグの周りに貼ったマスキングテープをガイドに主翼表面を補強のカーボン目が出るまでサンディングします。



ピンになるのは1.5ミリのカーボンパイプです。  作業がしやすいように、長めにカットしました。



接着には5052にカーボンパウダーを混ぜたものを使いました。 僅かな隙間が出来ますので、樹脂を充填して隙間
を無くします。



隙間はこの様に出来てしまいます。  曲面の主翼と直線のペグですから仕方の無いことですが、この隙間を無視
すると接着の弱い所でペグ割れなどのトラブルが出てしまうでしょうね。



長めにカットして飛び出したピンのカーボンパイプを綺麗に整形して完成です。


 
これもおなじみ、前縁にあるバリを整形します。
今までの機体同様、左翼のみバリがあります。 機体が変わっても型は同じなのでしょうか。




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