Blaster3(Blaster4号機)胴体の製作2


ポッドにエルロンコントロールロッドの出る穴を加工します。  メーカーの指示ではポッドの隙間からロッドを出す
ようになっていますが、そこからロッドを取り出すと、リンケージを湾曲した形で設置することになり、これでは理想
的なストレートリンケージとは言えません。

エルロンホーンとエルロンサーボのホーン、ロッドの取り出し穴が極力一直線になる位置を探します。




ロッドは0.8ミリSUS線で、アウターはキット付属の外径2ミリのプラパイプです。
主翼のエルロンホーンの間隔は26ミリですのでプラパイプの外径の分の幅、26ミリ+1ミリと−1ミリでマーキングを
します。

書いてある数字はポッドの幅を計った物で、25ミリから27ミリの幅で切り欠くと丁度真っ直ぐにパイプが走る
計算になります。



切り欠いた後に、パイプの形状に合わせて端を棒ヤスリなどで削ります。



続いてエレベーターとラダーリンケージの通る穴を開けます。 こちらはパイプの中心を通る様に穴を開けます。

エレベーターリンケージは自然な流れでパイプ上方に回り、ラダーリンケージはそのまま後方に流れます。
ロッドにカーボンロッドを使用しますので、急カーブは動きが途端に渋くなりますので不許可です。




後部の主翼マウントは樹脂で出来ていて肉厚です。 そこにリンケージを乗せるとかなり隙間が空いてしまいます
ので、リンケージを埋め込む溝を掘ってしまいます。


 
1号機の時から変わらない、良く出来たフライングテールマウントです。  そのままですと角が立った感じですので
角をサンドペーパーで当たっておきます。



位置を合わせたところ、パイプが細いのでガラスクロスを巻いて瞬間接着剤で固め、直径を合わせます。



マスキングテープを剥がした状態です。



瞬間接着剤が固まったら、サンディングしてフライングテールマウントの内径と合わせます。



主翼を取り付けて、左右の翼端に水糸を張り、その水糸と水平尾翼の後縁とでマウントの平行を出します。 
平行が出た所で、すかさず瞬間接着剤を一滴、ブームとマウントの間に垂らし、仮固定します。



再度確認して、納得が行ったところで隙間全体に瞬間接着剤を流して本接着をします。




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