Xplorer2号機 主翼の製作3


コントロールロッドの製作をします。  ロッドにクレビスを取り付け、エルロン、もしくはフラップとサーボのニュートラルを
出した状態でロッドの長さを決め、その位置できっちりと直角に曲げます。



きむらクラフトではこのサイズのロッドを曲げるのに、万力とハンマーを使って曲げています。
この方法ですと、角をきっちり出す事ができます。 ベンダーやペンチでは、アールが付いてしまいます。

曲げが甘いとロッドとホーンが離れてしまい、力が逃げてしまう事が有るからです。



綺麗に曲がりました。 卓上サイズの「プレス式折り曲げ機」が欲しいですね。



Eリング用の溝を作ります。 サーボホーンをスペーサーに使って、ニッパーの刃でロッド咥え、手でロッドをグル
グル回して溝にします。



バリを取って、不要部分をカットすればコントロールロッドの出来上がりです。



エルロンロッドはスペースの関係で途中で曲げてあります。  この曲げが無いと、主翼のロッドを取り出す穴を
更に5ミリ程縦に大きく広げないといけなくなります。

本当はストレートが良いのですが、穴を広げるよりは良いかと思います。



EリングセッターでEリングを取り付けます。 以前は2ミリ用のElリングセッターを加工して使っていたのですが、
1.5ミリ用が手に入りました。  やはり専用工具が良いですね。



サーボテスターでニュートラルを出し、アジャスターを調整します。 フタバの送受信機ですのでニュートラルは
1520μsですが、1530μsでニュートラルが合ってしまいました。 アジャスター半回転でも大きすぎる程度の
誤差なので、送信機のサブトリムで調整とします。



フラップリンケージの完成形です。  サーボホーンがオフセットされています。


こちら、エルロンリンケージの完成形です。  後縁部分がとても薄いので、サーボも一杯一杯です。


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