Vortex 胴体の製作 1
このキットではウイングボルトの受けを自分で接着しなければなりません。 キットにはアルミ削りだしの受けが同封 されています。 削りっぱなしなので、バリを落とします。 接着が確実になるように接着面をサンドペーパーで削り、良く脱脂しておきます。 胴体にはウイングボルトが出る穴が予め開けられていますが、仮組で前後、左右のアライメントを確認したところ、 当てにならない事が判明、穴を修正しました。 接着時に主翼と胴体を組んだ状態で接着剤を硬化させます。 はみ出した接着剤で主翼と胴体が接着されて しまわないように、胴体と主翼に離型処理を施しておきます。 主翼側にボルト受けを仮取り付けして、両面テープを貼ったスクラップバルサでネジ受けを拾い上げ、穴位置を コピーします。 ネジ受けに30分エポキシをたっぷり塗って、胴体に挿入、その状態で主翼を取り付けウイングボルトで締め上げ ます。 前後左右のアライメントを確認して、画像の状態で接着剤の硬化を待ちます。 主翼を外せば適正位置にネジ受けが接着されます。 何カ所か接着剤がはみ出た跡が見られました。 離型処理をしていなかったら、主翼が接着されていました。 |
水平尾翼のベルクランクです。 メーカーで、ベルクランクにワイヤーがハンダ付けされていました。 先行フライトした方からの情報で、フルランチでトーションバーが負けてダウンが入るという報告があり、強化版の スプリングも出ましたが、ここは馴染んだカーボンロッドによるプッシュプルとしますので、ワイヤーはカットしてしま います。 組み込むベアリングの外周を良くサンディングして足付けをします。 後、外周だけ脱脂します。 ベアリング全体を脱脂してしまうと、ベアリング組み立て時に入れてあるベアリンググリスまで洗ってしまって、 ベアリングの役目を果たさなくなってしまいます。 前後左右の傾きに注意してベルクランクに圧入、瞬間接着剤で接着します。 全週にエポキシを盛って補強とします。 肉抜き(見た目だけで殆ど効果はありません。 きむらクラフトでは以前から”こけおどし穴”と呼んでいます)を施し ロッドリンケージに合わせてリサイズしました。 |