エルロンホーンの取り出し穴を開けます。　センターより９ミリずつ離れたところに５ミリの穴を開けますが、後に
エルロンホーンの動きに合わせて調整をししますので、この時点では丸い穴としておきます。

エルロンホーンはちゃんと加工してあるようで．．．左右で長さが違っていたりします。　　きっちり長さは揃えます。

エルロン内に入る部分を平たく加工します。　左が加工前、右が加工後です。

エルロンの補強材、カーボンチューブ部分にリューターのドリルビットで穴を開けます。　　

先に主翼裏面に開けた穴から逆算して、エルロン側に開ける穴を位置を決めます。

エルロンホーンを接着します。　エルロンホーンはサンドペーパーで表面をあたり、良く脱脂してから作業をします。

エルロンホーンがヒンジラインに来るようにスクラップバルサで位置を調整して、瞬間接着剤で仮固定します。
ブレーキ位置、エルロンの最大アップ位置でエルロンホーンが干渉しないか、良く確認します。

必要に応じて、主翼裏のホーン取り出し穴を広げます。

位置が本決まりしたら、カーボンパウダー＋エポキシを隙間に充填、エルロンホーンを覆うようにして本接着します。

表面から良く見えない、下側にもしっかりと充填します。　カーボンチューブとエルロンの上皮、下皮共にエポキシ
接着剤が回るようにします。

カーボンチューブが思いの外柔らかいので、接着不良では遊びが出てしまいます。

エルロンホーンにボールリンクをねじ込む為のジョイントは切りっぱなしでただの円筒形でしたので、角を落とす
加工を施します。　

電動ドリルに咥えさせて、回転させながら削りました。

左の細い方が主翼側、右がボールリンク側です。

エルロンホーンにジョイントを接着する際、位置決めを左右均等にするために、ボールをねじ込んで接着しました。

接着剤は５分エポキシ接着剤を使用しますので、ボールに離型処理をすることで接着されてしまうのを防止しました。

接着が済んで完成状態です。