プレキットの全容です。　胴体後半がカーボンパイプなので、比較的部品点数は少なく思えます。

プレキットですので、図面はＡ３のコピーです。　それでもちゃんとした原寸図になりますのできっちり繋げて定板
に紙テープで固定し、上にラップを敷きます。

この機体はテーパー翼ですので、リブは同じ物は２枚しかありません。　リブは大きい順に並べて、右翼、左翼
と分けておきます。

下面プランクに前縁材を接着するところから製作が始まります。

リブはクシ状に加工されていますので、リブを上から差し込み、接着しますが、全てのリブを仮組してからリブ
を前縁、下面プランク、後縁プランクに接着後、スパーを接着します。

先にスパーを接着してしまうと、まれにリブが前縁材に届かなかったり、つっかえちゃったりすることがあります。

全体に重しをして、しっかり捻れを取ってから後縁上プランクを接着します。

捻れ防止の為に、ここまでの工作は一気に行い、後縁上プランクの接着が完了して初めて上板から
取り外します。

前縁材をリブのカーブに合わせて整形します。
バルサカンナ、サンディングボードを駆使して綺麗に仕上げます。

前縁材の整形を終え、スパーとリブの段差も修正し終わった状態です。

上面プランクの準備をします。
低粘度の瞬間接着剤をリブ、スパーに染みこませて硬化させます。　これにより、この後に高粘度瞬間接着剤
を乗せたときに直ぐに硬化させない工夫です。

高粘度の瞬間接着剤を「盛り上げ」ます。

上面プランク材を乗せて、両手の指を広げてまんべんなくプランク材を押さえます。　
１分も押さえていると接着剤が硬化します。