ムサシノ ホリディβ版の製作3


固定フラップの取り付けをします。 固定フラップ材はくさび状に加工されているだけでなく、取り付け面にも角度
が付けられています。

画像は親指側が実際の主翼上面になります。



キット指示ではそのままですが、フラップの翼端部分の強度を確保すために木目を変えた部材を接着、整形
しておきます。



後縁材の上下接着面の面だしを行います。 結構波打っていたりして、そのままフラップを接着すると隙間が
出来てしまったり、接着面が不足したりします。



フラップと主翼の上面をマスキングテープで隙間が出来ないようにきっちりつなぎます。



主翼を裏返し、定盤にフラップの上面と主翼の後半のラインが一体になるように密着させ、主翼とフラップの隙間
に瞬間接着剤をごく少量、回りにはみ出さないように気を付けて流します。

後のサンディングではあまり削る事の出来ない部分なので、接着剤が染みて硬さが変わり、削りムラが出来て
しまわない為の策です。



主翼上面からフラップに掛けて、流れるようなラインとなってます。


 

全体のサンディングをする前に、前縁を研ぎ出しておきます。 前縁アールのテンプレートをボール紙で作り、
付け根部分をテンプレートに合わせて整形、翼端に掛けては付け根部分のイメージを持続させて削ります。



全体をサンディングします。 プランク部分とリブキャップ、後縁材の段差は徹底的に削ります。

ただ、プランク部分を削る際、押す力は極力少なくしないとリブの所だけが削れて、仕上がりが波打った物に
なってしまいますので注意が必要です。


 
サンディングが終了した主翼です。 翼端の丸め具合はフリーハンドですが、左右の形はしっかり合わせておき
ます。



主翼の接合は中央材に上反角分の傾きとネジ穴が加工されていますので、ネジ穴の加工部分を合わせて、
主翼下面わマスキングテープでしっかりつなぎます。


 
指定された上反角をかいもので確保して、接合部に瞬間接着剤を流します。

主翼接合に、いつもなら5分エポキシを使う所ですが、今回は瞬間接着剤でやってます。 接合面の面だしが
しっかり出来ていて、木目が単一なので瞬間接着剤で充分と判断しました。




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