Validol主翼の製作1
主翼にエルロンサーボのサーボホールを加工します。 メーカーの製作例では大きく主翼を切り欠いて、サーボを直に接着する方法を取っていますが、きむらクラフトでは 以前に製作した機体にならって、サーボのサイズピッタリなサーボホールを加工します。 サーボホールにマスキングテープを貼り、サーボのアウトラインをケガキます。 サーボホーンの逃げ、サーボコードの逃げを考慮にいれてケガキます。 リューターで掘り進めます。 メーカーの製作例では表皮が出るまでコアを取り除きますが、今回は深さを10ミリ としています。 この数字はサーボの厚み+サーボホーンの長さ。 サーボホーンが主翼裏面に飛び出さないぎりぎりの数字です。 リューターで削っていますが、平刃カッターなども使いやすい様です。 サーボホールとコネクタホールの加工が終わった主翼です。 コネクタホールのある主翼中央部はマイクロバルーン と樹脂で固まっていますので、不用意に削り込むと欠けた樹脂片が暴れて穴が大きくなってしまうので注意が必要 です。 サーボホールにエポキシ樹脂にカーボンパウダーを混ぜた物を塗り込んで補強しておきます。 |
エルロンホーンとコントロールロッドの取り出し穴を加工します。 エルロンホーンとコントロールロッドはロッドの太さ の分、2ミリオフセットさせます。 取り出し穴の位置はサーボホールの位置に合わせます。 リューターの丸砥石で表皮を切り取り、カッターや棒ヤスリを使って削り込んでいきます。 コアは先を「キリ」状に削ったピアノ線(自転車のスポーク)でサーボホールまで貫通させます。 エルロンホーンはキット付属の物を使用します。 付属の物は、底部からホーン穴までが8ミリでしたので、1ミリ底部を削って7ミリとします。 レバー比はサーボホーン4ミリに対して、エルロンホーン7ミリとなります。 表面をサンドペーパーで荒らして足付けをします。 エルロンの補強材の逃げを加工したエルロンホーンです。 |