SAL4 胴体の製作 1 



先ずはリンケージ用のロッドエンドを作りました。 今回は既設のサーボホーンの穴は使用しませんので全て
0.8ミリピンです。

ラダー、エレベーターの動翼側とサーボホーン側で4個、エルロンのサーボホーン側で2個の計6個のロッドエンドを
製作しました。



サーボベッドは1ミリFRP板からの切り出しになります。 ポッドの外寸を計測してベッド自体を切り出し、整形を行い、
サーボの入る穴をケガキます。

基本、サーボの前後左右はサーボベッドで押さえますので、サーボに合わせたサイズにケガキます。



サーボの入る穴を開け、実際のサーボを入れ、削りながらピッタリサイズに微調整をします。
ネジ穴と飾り穴(軽量化にはなっていないと思う)を開けました。



ポッドのサーボベッド接着する部分をサンディングします。



位置を合わせて瞬間接着剤でサーボベッドを接着、補強用のフィレットを付けるためのマスキングをします。


 
角部分にカーボンパウダー入り5分エポキシを盛り上げてフィレットにしています。



ラダーにはラダーホーンが接着されていて、糸引き用のケブラー糸が結んでありました。 せっかくですが、カーボン
ロッドリンケージにしますのでポリイミドチューブ共々取り除いてしまいます。



ポリイミドチューブは今回はエポキシ接着剤で接着します。 テストの結果、足付けをしてあげると充分な接着強度
がありました。



チューブの中に綱線を入れた状態でチューブ表面に30分エポキシ接着剤を塗りながら胴体内部に通して行きます。
30分エポキシ接着剤を使ったのは、作業時間にゆとりを持たせるためです。



ネオジウム磁石で綱線を引きつけて、パイプ内面にチューブを密着させます。






コチラはエレベーターリンケージの出る穴です。 Vマウントから70ミリ、25ミリの穴を開けてチューブを引き出しま
した。



エレベーターリンケージはパイプ中で宙に浮く部分がありましたので、エポキシ接着剤を染みこませたスポンジ片を
入れて押さえました。

 




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