Stobel V3 胴体の製作1 



実際の製作に入る前に、気になるところの修正を行いました。

水平尾翼はフォームを貼り合わせてあるのですが、継ぎ目の処理がいい加減のようです。  高発泡のロハセル?
のフォームの継ぎ目に段差が出来てしまっています。



スケールを当ててみると、光が漏れて来るところが継ぎ目の場所で、くぼみの様になっています。
ガッカリな感じなので修正を施します。



継ぎ目部分をサンドペーパーで荒らした後で、マイクロバルーンを混ぜたエポキシ樹脂を盛って段差を埋める事に
しました。  水平尾翼のくぼみ部分に樹脂を置いたら細く切ったマイラーを乗せ、軽く重しをして一晩放置しました。



溝が埋まっています。 本当はしっかり研ぎ出しをしたいところですが、柔らかい素材なので諦めました。


 

胴体にも何カ所か「ヒケ」で陥没したような場所があります。 こちらもこの際なので綺麗に補修をしてあげます。



修正箇所は主翼取り付け部のフィレットです。 主翼取り付け面にセロテープを貼って、カーボンパウダーを混ぜた
エポキシ樹脂を盛って硬化を待ちます。



樹脂の硬化後、リューターや棒ヤスリ等を駆使してフィレットの形に整えてあげます。



主翼の取り付け部分にも主翼と胴体の間に隙間が出来ています。 どうもこの胴体はV2と共用らしく、薄翼になり
アンダーキャンバー減ったV3の主翼とは合わないようです。



こちらもカーボンパウダーを混ぜたエポキシ樹脂を盛って隙間を埋める事にしました。


 
硬化後、整形が終わった状態です。 この後コンパウンドで磨いてあげました。



水平尾翼のマウントも酷い状態でした。 端は欠けているし、なにより主翼とのアライメントもずれて傾いて取り付け
られてしまいます。



主翼を仮組して主翼両翼端に水糸を張って、水平尾翼とのアライメントを見ながら削って行きます。


 
ここまで削れました。






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