Stobel V3 胴体の製作4
リンケージ用にロッドエンドを作ります。 外径1.2ミリ、内径1ミリのステンレスパイプに0.8ミリのSUS線を 組み合わせます。 ステンレス用ハンダでハンダ付けして組み立てます。 ロッドエンドの先端は丸めてあります。 このステンレスパイプとの組み合わせ、銅パイプより外径で0.2ミリ細く、見た目もすっきりして綺麗なのですが、 パイプ自体が堅くカーボンロッドとの接合でのカシメがやりにくいので今後は使わないと思います。 リンケージに使う0.8ミリカーボンロッド、物によっては歪んだ物もありますので、サンドペーパーで軽く段差を 当たっておきます。 その上で、例の白い粉「すべすべ君」を塗りつけます。 ロッドは胴体に内装されます。 アウターのポリミイドチューブにカーボンロッドを入れた状態で位置決めをして、 胴体の開口部から照明で照らし、パイプ後部から延長ノズルで瞬間接着剤を流します。 アウターパイプは全体が胴体内壁に接着されています。 エレベーターリンケージは取り出し口付近がとうしても内壁から離れてしまい、たわみが心配だったので、スポンジ にエポキシ樹脂を染みこませた物を押し込んで固定しました。 次回作る事があれば、パイプのテーパーにに合わせてカットした1ミリバルサにポリミイドチューブを接着して、 それを胴体に挿入する方式を取ろうと思います。 垂直尾翼をパイプに5分エポキシで接着します。 垂直尾翼にはパイプが入るポケットがモールドされていますが、 グラス1プライ程度の厚みしかしかありませんので、気休めでポケットの内壁だけでなく、コアの断面にもエポキシ 接着剤を塗りつけました。 クロスラインレーザーを使って直角を出しましています。 StobelのV1を製作したときに、同様に5分エポキシを使いましたが硬化中目を離したすきに角度がずれてしまい、 修正に大変な思いをしたので、角度がずれないように瞬間接着剤で点付けして仮止めをしました。 元々付いていた切り欠きが大きくてパイプとの間に隙間が出来てしまいました。 この際なので、カーボンパウダー を混ぜた5分エポキシを充填してあげる事にしました。 先ずはマスキングテープで養生をします。 この様になりました。 こちら側はポリミイドチューブの押さえも兼ねます。 |
サーボホーンにロッドエンドを組み付けておきます。 抜け止めはビニールコードの被覆で、瞬間接着剤で接着 してあります。 カーボンロッドの長さを合わせてカット、ロッドエンドを軽くカシメて瞬間接着剤で接着します。 たわみ防止にバルサで馬を作りました。 馬はこの位置に接着しました。 リンケージの仕上がり形です。 |
重心位置を合わせた所、22グラムも必要と判りちょっとガッカリ。 ノーズにビニール袋をぶら下げて、重心が合う まで重りを入れて行き、必要なノーズバラストを調べます。 ノーズにアルミホイルをぎゅっと巻き付けて型を作りました。 溶かした鉛を流し込んでバリを整形、バラストが出来上がりました。 |