ホリディ−G 主翼の製作 2



一晩寝かせた主翼です。 この時点では下面プランクと下面の後縁材だけです。



上面プランクの準備として、スパーとリブの段差を綺麗に取っておきます。 そのままプランクすれば隙間が開くか
むりして押しつけて波打ってしまうかになります。



前縁材をリブのカーブに合うように整形します。  先ずはバルサカンナで削って形を作っていきます。



最後にサンディングボードで仕上げます。



上面の後縁材を接着します。 上面後縁材と下面後縁材の合わせ目に瞬間接着剤を流して接着を完璧にします。
曲げ剛性が違います。



スパー上面にカーボン補強を貼り込みます。 高粘度の瞬間接着剤が良いようです。

また、上面プランクが接着される部分全てに低粘度瞬間接着剤を染みこませておきます。 きむらクラフトでは
上面プランクにも瞬間接着剤を使用しますが、硬化時間が若干長くなり、接着が確実となります。



低粘度瞬間接着剤が硬化したところで、高粘度瞬間接着剤を盛っていきます。 盛り上がる程度に瞬間接着剤を
盛りつけます。



すかさず、位置を合わせて上面プランク材を乗せて、両手でまんべんなく、しっかりと押さえて硬化まで待ちます。



上面プランクが貼り終わりました。



この状態で雑誌などの重しを掛けて、一晩寝かせてあげます。 応力が抜けて狂いにくい主翼になります。

 



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