ホリディ−G 主翼の製作 6



左右の主翼を接合します。
マスキングテープで左右の主翼の位置を合わせて、しっかりとつないでおきます。



片側の主翼を定盤に固定し、もう片側の主翼をキットの指示の高さまで持ち上げます。 中央材には上反角分の
傾きが付いていますので、無理なく持ち上がるはずです。

また、フラップがありますので、定盤からフラップの分だけずらしておきましょう。



持ち上げる量はリブの一番外側で173ミリです。  上反角の大きさは旋回性能に大きく影響を及ぼしますので、
正確に計ります。

角度が決まったら、接合部に瞬間接着剤を流します。 通常はエポキシなのですが、私は瞬間接着剤で行って
しまいます。



接合が完了しました。


 

ウイングボルトの受けになるアルミのスリーブです。 接着剤の噛みが良いように、キズを容れてあります。



スリーブを主翼に入れてから、長ボルトを通して前後のボルトの傾きを合わせて、2本のボルトのアライメント合わせ
を行い、瞬間接着剤を流して仮止めにします。







下面に飛び出した部分を削ります。 マスキングテープで養生をして、下面プランクとツライチになるまで削ります。



下面のネジ穴をマスキングテープで全て覆い、上面は隙間分だけ開けてマスキングします。 この隙間に5分エポキシ
を充填すべく練り込みます。

練り込みが終わったら、綿棒などでスリーブの中に入り込んだ接着剤を掻き出しておきます。



隙間に5分エポキシ接着剤が充填されました。



接合部にマイクログラスを5052で貼り付けて接合完了です。  上面スリーブは皿ネジ加工を施しました。

 



[戻る]