MARCH540 INV 主翼の製作2

 
サーボベッドを作ります。 March540はいくつかのバージョンがありますが、このバージョンではエルロンサーボ
を横倒しで斜めに搭載するのがデフォルトです。

今回はフラッペロン仕様にしますのでマイロサーボを2個、縦に積むべくサーボベッドを作り付けます。



中央プランクが確実に出来るように、オリジナルに無い追加部材を接着し、整形します。



サーボを乗せてみました。 キット発売時ではフタバのS3103が推奨だったと思いますが、この廉価版サーボ
はメタルギヤな上にデジタルで、値段は1/3です。



下面プランクを接着します。 定盤にプランク材を置き、主翼を乗せて捻れないように固定した状態で瞬間接着剤
を流します。

ちなみに、プランク材も全て1ミリバルサです。



下面中央プランクを接着します。 上反角は付いていますが、左右貫通の一枚板です。



上面プランクをするまえに、リブ、スパー、前縁材との段差を綺麗に取り除いておきます。 リブが1みりバルサ
なので、力を入れると依れてしまいますので、力の入れ具合には細心の注意を払います。



きむらクラフトでは上面プランクも瞬間接着剤を使用します。  高粘度の瞬間接着剤が的確にプランク材に
付く様に、染みこみすぎ防止に低粘度瞬間接着剤をリブの横目部分に染みこませて硬化させておきます。



高粘度瞬間接着剤をリブ、スパー、前縁材に盛り上げます。



ずれないように注意してプランク材をリブに乗せたら、両手を広げて全面にまんべんなく力を掛けて密着させます。



上面プランクが貼り終えました。



サーボホールを開けた上面中央プランクを接着します。 接着面が削れ残ってしまいますので、はみ出す接着剤
は極小になるように留めます。

はみ出た部分は直ぐにウエスで拭き取る事で被害を最小限に留められます。



1ミリバルサのリブで出来た主翼ですので、リブキャップの存在はとても大きいです。 ピッタリサイズになるまで
何度も調整をしてはめ込み、接着します。



上面プランクが済んだ主翼です。


 


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