 フイルムは手持ちのオラライトを使いました。 平面が無いので比較的貼るのは楽でした。 この手の物は捻れやすいのですが、フイルムの張力でねじれを修正するのでは無く、捻れないように貼って行くと 後々ねじれが出ません。 いきなり高温で貼って行くのでは無く、裏糊が溶ける温度を把握して、最低温度で四隅→周囲と貼って、最後に 温度を上げて収縮させていきます。 |
 水平尾翼のフライングテールマウントです。 ５ミリバルサの両面に０．５ミリＦＲＰ板を貼って補強とします。 フライングテールの受けの内の一枚がエレベーターホーンと兼用になります。  コントロールロッドの逃げの為にホーンはオフセットするように曲げてあります。 ＦＲＰ板をバーナーで炙って、 柔らかくなった所で曲げて冷ましますが、この時にスが入って強度が落ちてしまいます。 スの部分に低粘度瞬間接着剤を染みこませることで強度を回復させてあります。  水平尾翼に瞬間接着剤で接着します。   ラダーホーンです。 こちらも０．５ミリＦＲＰ板より切り出しています。  ラダーの底辺に瞬間接着剤で接着しますが、通常挟み込む事で強度を出していますので、片面では心許ないです。 カーボンロッドのピンを打つことで強度を確保します。  貫通穴を開けて０．８ミリカーボンロッドを差し込み、低粘度瞬間接着剤で接着します。  ラダーのヒンジはムサシノライトヒンジです。 切れ端を使って小さなシートヒンジを作ります。  ラダーに差し込んで瞬間接着剤で接着します。  カーボンパイプにリンケージの取り出し口を加工します。 リューターの切削砥石で切り欠きます。  マウントが乗る部分をサンディングして、瞬間接着剤で接着します。  水平尾翼が先に接着されているので、水平尾翼を基準に垂直尾翼を接着します。 クロスラインレーザーで水平尾翼 との直角を出します。  エレベーターリンケージです。  ラダーリンケージです。 |