BOOMの主翼の製作1



エルロンホーンを取り付ける下地を作ります。 エルロンホーンはエルロンの端面に接着しますので、端面に
エルロンホーンの厚み分切り取ります。

今までならば、リューターの切削砥石で切るところですが、新しく手に入れた超音波カッターでエルロンホーンの分、
25ミリ×1ミリ分切り取ります。



今回、エルロンの駆動は胴体のサーボからプッシュロッドでエルロンの付け根にあるエルロンホーンを動かします。

これは、Blaster前後に作られた機体では当たり前のレイアウトですが、エルロンホーンを低く(短く)すると、付け根
の切り欠き部分に負荷が大きく掛かり、ヒンジ切れやコアの剥離を招きます。

Snipeではこの事象の対応として、可動センターにピンを配置して負荷をピンまわりに負わせる作戦を取っています。
今回はこの作戦をパクらせてもらいます。

ヒンジラインに沿って、0.8ミリのSUSピアノ線を埋め込む溝を掘っていきます。
この辺りには、マイクロバルーンの層があって固いので、切削砥石の小さくなった物で彫り込んでいきます。





エルロンホーンの取り付け溝とピンを埋設する溝、エルロンホーンの逃げの加工が終わりました。


 
 
エルロンホーンはいつも通り、0.5ミリのFRP板から切り出します。 バイスプライヤーで挟んで、2枚同時に加工
します。



完成したエルロンホーンです。 センターピン用とコントロールロッド用との二つの穴が開いています。 センターピン用
とコントロールロッド用との間隔は8.5ミリです。



キット付属のエルロンホーン(右)と今回製作したエルロンホーン(左)です。



接着剤が乗る部分をサンディングしておきます。  不要なところまで削ってしまわないようにマスキングをしてから
サンディングします。



サンディングが終わった接着面です。


 

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