垂直尾翼のポケットはロハセルのコアが詰まったままです。

中のコアを掻き出してお掃除をします。　　まず、リューターの荒削りビットでザックリとコアを削り取ります。　
ポケットを傷つけないように注意します。　

サンドペパーを丸めた物などを使って、綺麗にお掃除しました。　この辺りの工作が接着強度に関係してきます。
手を抜かず、きっちりと作業をしましょう。

スキッドを取り付ける溝を作ります。　切る場所をマーキングして、ピラニアソーで切れ込みをいれます。　ＢＯＯＭ
の垂直尾翼は上下のデザインが酷似していますので向きを間違えないように注意します。

私は間違えて一度、上側に付けてしまいました。

カーボンシートをカーボンパウダー入り５分エポキシで接着します。　不要とも思われるスキッドですが、垂直尾翼
の痛みが減って、大変重宝しています。

胴体にエルロンリンケージのアウターが出る穴を加工します。　シミュレーションで把握はしていたのですが、思いの外
胴体の造形が複雑だったので現物合わせで確認をしました。

穴を開ける位置をマーキングしました。　この穴が基準となって、ここから角度を合わせながら削っていきます。

アウターにするのは外径２ミリのカーボンパイプですので、２ミリの棒ヤスリを使って穴を加工します。　細かい造形は
１ミリ、０．８ミリの棒ヤスリを使います。

加工が終わった所で計測すると、エルロンのヒンジラインから４５ミリ、穴の全長は２４ミリでした。

加工が終わって養生を外した所です。