Xplorer2 F5Jの製作プラン




新型胴体の一番の特徴は、水平、垂直尾翼のシステムの変更です。 フライングテールだった水平尾翼は通常
のエレベーター方式になりました。 また、構造もシャーレ構造からフォーム直貼りになって重量も軽くなって
います。

また、胴体への組み付け方法が大幅に変更されました。 水平尾翼に開いた二つの穴に、垂直尾翼の「足」
を挿入、そのまま胴体に差し込まれます。



フライングテールと列べると、サイズはほぼ一緒です。



垂直尾翼は胴体と別体になり、構造も水平尾翼と同様のフオーム直貼りとなっています。 垂直尾翼に取り
付けられた2本の足は水平尾翼を貫通して胴体に差し込まれます。



胴体はケブラーカーボンからカーボン単一になり、重量はかなり軽減されています。
ただ、胴体と尾翼の取り付けが若干捻れていて、水平尾翼と主翼のアライメントが合っていません。

これは、Xplorer3になってもそのままのようです。 Xplorerの新型胴体機はみんな若干捻れて飛んでいる
のです。



水平尾翼、垂直尾翼のサイズは従来胴体と同じですが、テールモーメントが延びています。 主翼の取り付け部
を合わせて並べて見ると、85ミリずつテールモーメントが違っています。

一番奥がXplorer2の従来胴体。 真ん中が新型胴の電動胴体、一番手前が新型胴体のF3J用です。



電動用に揃えた物品です。 お安く上げる為にセール品だったり、1ランク下げた物だったりを揃えました。

アンプは70A物でオーバースペックなんですが、型落ちのため、とてもお安くなっていたもの。 モーターも
国内メーカーのので、パワーは必要充分にありますが、とても重い品です。

モーターはTahmazoのIR−282528で、KV2800のインナーローターモーターに4.28:1のプラネタリー
ギヤを組み合わせて物で、400Wクラスのモーターです。
出力は申し分ありませんが、重量が187gもあり、このクラスのF5J用モーターの4割増しです。

外径が28ミリですので、細いノーズにそのまま収まるので文句は言わない方向とします。



ハブとスピンナーも国内メーカーの物です。 スピンナー径が30ミリと400クラスのダイレクト並で選択肢が
あまりありません。

折りペラは数種類用意しました。 写真の物はグラウプナーの14*8、その他に15*8、15*10を揃え
ました。



胴体に仮にいろいろと詰め込んで重心位置を調べ、この様なレイアウトとなりました。 モーターが重いのが
一番のネックで、バッテリーは重心位置近くまで追いやられています。


 
6サーボなので、受信機電源はアンプのBECを使用せず、外付けBECを使用します。 受信機電源を
バッテリーのバランス端子から取る方式とします。 受信機電源の先入れが可能なので、アンプの暴走も抑止
できます。

また、サンライズサンセットのような、長時間フライトに備えて、動力バッテリーと兼用する方法と受信機電源
を別に用意する方法の二通りに対応出来るように2セル、3セル両方のコネクターを用意しました。





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