Xplorer2.5 F3Jの製作 1
ワイヤーハーネスを作ります。 他のメーカーのキットでは、完成されたワイヤーハーネスが同封されている物 もありますが、このキットでは自分で製作する必要があります。 ハーネスの製作は機体製作の結構なウエイトを占めています。 エルロン、フラップ共に、サーボ側はメスコネクターを使用せずに、ピンヘッダーを使用します。 チューブを 通してからピンにコードを半田付け、チューブを収縮させます。 もう片側はカシメて作るコネクターのオスを取り付けます。 外翼と内翼の接合部分は、機体を組む毎に抜き 差ししますので、刺し間違えないようにツバのあるフタバタイプを使用します。 コネクターとコードの首の部分には全てスーパーXを盛って補強とします。 主翼と胴体を接合する部分に使用するD−SUB9ピンコネクタを作ります。 コネクターの付け線パターンは Graphite2の自体から一貫して同じ物を使用しています。 特に、Xplorerシリーズは2、2.5、3とバージョンが上がっても胴体、主翼の接合部を共用していますので 組み替えが可能です。 ハーネスが組み上がったら、D−SUB9ピン同士を組み合わせ、受信機側のコネクタとサーボ側のコネクタ の導通確認を行います。 テスターで導通させた状態で、ハーネスをワサワサと揺すって音が途切れない事をチェックします。 飛ばしてしまってからエルロンが、フラップが動かない...なんて事はシャレになりませんので。 導通確認試験が終了したら、こちらもコードの首の所にスーパーXを盛って補強とします。 電源スイッチを組み立てます。 スイッチ自体は汎用品で、電子パーツを売っているショップで一個60円で 購入したものです。 3接点、2回路の物ですが、1回路目と2回路目をマルチ掛けして半田付けし、信頼性を上げています。 半田付け作業は楽しいです。 余談ですが、私の職場では「半田上げ」と言います。 こちらも半田とコード部分にスーパーXを盛っています。 こちらは補強と耐食性を上げるためです。 半田部分は古くなってくると、腐食してポロッと剥がれる事がありますので。 |