地球堂ミニボート ジュピターM401の製作 3


同じ部品番号の側面の骨になるパーツですが、この様に形状にバラツキがあります。 現物に合わせて、最も合いの
良い方に合わせて削って形を調整します。



仮組みをしてみたら形状が合いません。 鉛筆でケガいた所が余計な部分です。 ムリに胴枠方向にに追い込むと
テール部分で隙間が開いてしまうので、ここの部分を削って調整します。



超音波カッターで切り離した後、ヤスリで整形します。 超音波カッターはベニヤ加工に強い味方です。



ヒノキのストラクチャー材は水で湿らせてから曲げて合わせます。

焦げている部分は、接着方向を間違えて接着してしまったのを超音波カッターで剥がした時に出来た焦げ跡です。


 

モーターマウントの補強は6ミリベニヤから切り出しました。 キットには桜(ほう?)材のマウントが付属していますが、
エンジンを積むわけでも無いので、加工のしやすさからベニヤに変更しました。



10×10ミリのヒノキ材の骨にマウント補強材を接着します。



モーターマウントベースのたわみを押さえる為に、胴枠にも接着補強を入れました。


 
 
骨が全て接着し終わりました。 接着しただけなので、段差だらけになっています。



甲板側も部材の接着が終わりました。

見た目、とても良い雰囲気になっていますが、400ミリ程度の船体にコレだけの補強が必要かな?と思われる程
の構造です。

たぶん、この上のF65やF99でもこれと同じ構造、同じ板厚な気がします。



ミニカンナにヤスリ各種、ピラニアソーなどを駆使して骨のラインを整えていきます。



右側が概ね削りが入った状態です。 取説には「どこまで削れ」的な事は書かれていませんので、外板合わせを
想像しながら削って行きます。



隙間が出来た所はバルサパウダーなどで埋めながら削って行きます。



削りが終わった骨組みです。 大きな段差にはスクラップバルサで隙間埋めも行っています。



トランサム部分です。

骨組みが組み終わってから、削り終わるまで4日ほど費やしました。 外板の接着強度を高めるためにもきっちりと
削ってあげます。



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