地球堂ミニボート ジュピターM401の製作 5
船底の後端を処理します。 図面通りのラインですが、端はトランサムより3ミリ離した所にカットラインを結びます。 ノコで切っても良いのですが、超音波カッターでサクッと切り取ります。 整形して段差を埋めるパーツを接着します。 3ミリ残した角は丸めておきました。 角を残した方が水切り 性能が良いのですが、運用時にぶつけて破損する確率を下げる為に丸めました。 ハンドランチや電動飛行機も、きむらクラフト製作の物は同様の理由でほとんどの角を丸めています。 |
ここで間違いを発見。 内側の補強材は本当は、もう3ミリ程上に付いている物です。 スリットに合わせて落とし 込んだのがいけませんでした。 仕方無いので、3ミリバルサでかさ上げしました。 かさ上げした部分を横から見るとこんな感じです。 スタンチューブ受けです。 この様な形状をしていますが、この形状だと、どこにもはまりません。 現物に合わせて削りました。 スタンチューブに合わせて接着します。 スタンチューブとブラケット、ラダーの穴を整形します。 |
この状態で内部のクリアー、防水処理を行います。 クリアラッカーをシンナーで2倍に薄めた物で染みこむところ にはドンドン染みこませていきます。 丸一日乾燥させた所で、再度塗り込んで、染みこんでいく所が無くなるまで繰り返しました。 甲板を貼ります。 この部分だけ瞬間接着剤が回りそうに無いので、木工用ボンドを塗っておきます。 木工用ボンドもクリアタイプですと、水濡れしても大丈夫です。 甲板のアールのある部分には、霧吹きで濡らして曲がりやすくします。 その上で周囲から瞬間接着剤を流して 接着していきます。 甲板が貼り終わりました。 この後、裏側に3倍ほどにシンナーで薄めたクリアラッカーを流し込んで船体をグルグルと回して塗料を 行き渡らせます。 余ったクリアラッカーを回収して乾燥、また流し込んで乾燥させました。 |