Vortex2.5 主翼の製作 4



サーボカバーの仮止めをしてみます。

サーボカバーはキット付属のカーボンシートです。 ペラペラの柔らかいシートです。 サーボホーンは主翼下面
から僅かに出てしまうのですが、サーボカバーを留めるテープの貼り具合で、切り欠いたり、出っ張りを設けたり
せずに済むようです。



ピンヘッドにサーボコードをハンダ付けします。 被覆を剥いた芯線を撚って、輪を作ってからピンに通し、
一本ずつハンダ付けすると比較的楽のようです。



余分なピンを切り取って高さを減らしておきます。



胴体側のピンジャックを接着します。 突き出しは3ミリとします。



主翼のコネクターホールに少量のマイクロバルーンエポキシを塗布して、ピンヘッドピンジャックを組んだ状態で
主翼と胴体をネジ止めします。

エポキシが硬化するのを待って、主翼を取り外すと、適正な状態で主翼にピンヘッドが接着されています。

ピンヘッドのまわりの隙間を、マイクロバルーンエポキシで充填して補強とします。


 

ペグの位置は、取説通りの位置にしました。 後縁より26ミリ、翼端より20ミリ。 3°のトーインを付けます。



ペグの現物合わせで穴を加工し、周囲5ミリ程の塗装を剥いでおきます。



裏面も同様にサンディングして足付けおしておきます。


通常、きむらクラフトではコア翼の場合、1.5ミリのカーボンパイプをコアに刺して周囲に樹脂を染みこませて
補強にしますが、この機体はペグの周辺を樹脂で固めてあるようです。

穴を開けた状態で、ロハセルの削りカスがで出来ません。 ですので、補強は省略としました。



ペグの位置決めをして、少量の瞬間接着剤で仮止めをします。 

ペグの取り付け、木村の場合は全てニュートラルです。 前から見て中心線と直角、傾きも0としています。
このあたりは、ランチスタイルに応じて、中指の長さの分傾けたりして下さい。



下面から接着していくので、上面のペグまわりをマスキングテープで目張りをします。



エポキシ樹脂5052にカーボンパウダーを混ぜた物を作ります。
全ての樹脂にカーボンパウダーを混ぜずに、少し取っておきます。



カーボンパウダーの混ざっていないエポキシ樹脂をペグと主翼の隙間に流し込み、その後にカーボンパウダー
入りエポキシをフィレット状に盛っていきます。



下面の樹脂が硬化したら、上面にもカーボンパウダー入りエポキシをフィレット状に盛り上げます。


 

トリエルロン部分はセロテープ(クリアテープ)で連結します。



 テープは図のように貼っています。



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