プラモデルの製作 1/48 D.H82 TigerMoth 製作3


エレベーター、ラダーのリンケージワイヤーの取り出し口を加工します。 元々は表現されたいない部分であります
ので、画像などを参考に加工します。

0.3ミリのピンバイスで縦に穴を開けた後で斜めに穴を広げます。



ノーズ部分のお面を接着、整形します。 ここも、例に漏れず胴体のラインとは合わないので、整形してつじつま
を合わせます。

実機ではこのお面も別パーツなので、段差を削り取り切ってしまわない程度に抑えます。


上主翼、下主翼共に機体番号などの要らないモールドが入っています。 コレがあると、シールが貼れません。



胴体同様、削り取ってしまいます。 カッターなどで出っ張った部分を粗くそぎ落として、耐水ペーパーで水とぎ
をして均します。



下主翼を接着します。 胴体とのバランスを考え、胴体側を削って合わせます。



左右方向の傾きも調整します。



水平尾翼は主翼を基準にアライメントを合わせます。 これはラジコンと同じ作業です。 バルサより固くて小さい
分、こちらの方が面倒です。



主翼とのアライメントが揃いました。



主翼と合わせると胴体との間に隙間が開きます。 これもお約束ですね。



パテを盛って、乾燥後に耐水ペーパーで水とぎをして段差を均します。 

このパテを買いに、当時とは場所は変わってしまったのですが、子供の頃からある模型屋さんに行きました。 
昔はUコンとかも扱っていて、私の初Uコンはこのお店で購入しました。

当時、おばさんが二人でやっていると言う異色なお店でしたが、そのおばさんの内のお一人がまだお店を切り盛り
しています。 現在はプラモデル専門のようです。



主翼の接合後の隙間も面を合わせた後、パテを盛って修正します。



垂直尾翼、主翼支柱などを接着します。 こちらも、主翼や胴体などとのアライメントを確認しつつ接着剤が乾く
のを待ちます。



メインギヤの支柱です。 こちらもバリがたっぷり付いている上に断面が四角くなっていましたので、折らないように
注意して加工します。



パーツ類が概ね接着し終わりました。

昔の記憶では、プラモデルってパーツの塗装をしてから組み立てるイメージがあったのですが、YouTubeなどの
プラモデル製作動画や雑誌の記事を見ると、大方組んでしまってから塗装に入るやり方が一般的のようです。

もっとも、エアブラシが有る事が前提みたいですが、今回のようなザックリとしたキットは先に塗ってしまうと、隙間
だらけのガタガタの完成品が出来てしまう事でしょう。


 



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