PIMENTA 2Mの製作 プラン



オリジナルのピメンタの飛びは、F5J2000等の電動グライダー大会等でじっくりと観察させてもらっていました。 大きな上反角の
おかげで小舵が良く効くようですが、ラフな舵を打った後のお釣りや、ダッジロールっぽい飛び方をしています。

きむらクラフトのIris1500改も似たような上反角を持っていますが、ラフな舵を打った後の乱心具合は美しくありません。
ここは一つ、上反角を減らした状態で製作して見ることとします。



モーターグライダー専用設計となっているので、主翼強度はあまり考慮されていないようです。 せっかくの2Mクラスの機体ですので、
サーマル大会にもエントリーして、ウインチ曳航が出来るように主翼に補強を入れます。

スパー周りはスパー上下をカーボンシートで補強し、オリジナルではセンター部分にしか入っていないウエブ材を全体にわたって挿入し、
サブスパーにもウエブ材を追加します。

小さな箱を列べる構造となり、ねじれ剛性の向上を狙います。



モーターは手持ちにあるHyperionのHP G2220−14です。 オーバーススペック感はありますが、テールヘビーになるとの話です
ので、重量バランス的には丁度良いと思いました。



写真はOKさんから拝借。 オリジナルではクロステールですが、水平尾翼が低い位置にあり、着陸時に気を遣います。 これは、
Xplorer2.5胴体でいつも気にしながら飛ばしているので、気にならないVテールに改造する事にします。



オリジナルのクロステールを計測すると、水平尾翼容積が約0.53と大き過ぎると感じたXplorer2.5よりも大きな数字です。
Vテール化にするに当たって、水平尾翼容積を約0.5として、水平尾翼容積の過多を緩和したいと思います。



キットではエレベーター、ラダーリンケージはピアノ線となっていますが、ここをカーボンロッドとします。 カーボンロッドは1ミリの物を
チョイス。 アウターパイプはハンドランチでお馴染みの、テールパイプの内壁に接着する工法をとります。




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