PIMENTA 2Mの製作 



ねじれ強度の更なるUPを狙って、3×3ミリヒノキ製の斜めスパーにもウエブ材を入れます。 こちらは3ミリ
バルサで横目で入れています。



ウエブ材が接着された斜めスパーです。 昔作った、同じOKのナツメグにもあったこの斜めスパーですが、
今回のような3×3のヒノキ材一本では無くても変わらないような気がします。

もしくは3×3のヒノキ材に加えて、レーザーカットのクシ状のパーツでも合わせれば身のある物になるでしょうね。



上面プランクの準備をします。 リブを削らないようにマスキングテープを貼って養生をして、リブから飛び出たスパーを
削って平滑にして行きます。



リブやウエヴ材など、バルサの繊維が出でいるところに、低粘度瞬間接着剤を染みこませておきます。 この行程
によって、この後に乗せる高粘度瞬間接着剤が必要以上に染みこみ、接着不良になるのを防ぎます。



プランクに使用する高粘度瞬間接着剤です。



スパー、リブなど接着面に高粘度瞬間接着剤を盛ります。 予め下処理を施したことにより、瞬間接着剤が
直ぐに硬化してしまったり、染みこんでしまったりしません。



上面プランク材を乗せて、手でしばし押さえて硬化を待ちます。 スポイラーの切り欠きがありますので、位置決め
に注意します。


 

リブが痩せてしまった所が数カ所あり、リブキャップと後縁材との間に段差が出来てしまいました。



仕方が無いので、もう一枚リブキャップを重ねて接着して、帳尻を合わせる事にしました。



マスキングテープを貼った上面プランクをジグにして、重ね貼りしたリブキャップを整えます。 後縁にも上面プランク
が欲しいですね。

それと、後縁材の穴は要らないです。 その分、軽い材料にして欲しいところです。


 



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