PIMENTA 2Mの製作 



カンザシは角カーボン製ですが、センターに丸穴が開いた中空構造です。 折れたという報告もあり、ウインチ曳航も
目指しているので、補強の為にカーボンパイプを入れます。



そのままでは入らないので、カーボンパイプに割りを入れて挿入します。



中の空洞をカーボンパウダー入り5分エポキシを充填します。



補強が終わったカンザシです。
中空部分は埋まった状態になりますので、潰れる方向には強くなったと思います。


 
翼端部の製作です。 このキットは軽量化の為に、色々な所に穴が開いていますが、この翼端パーツの穴は効率
を下げる物ですので、切り離さず接着してしまいます。

レーザーカットで出来た溝にバルサ粉を詰めて、瞬間接着剤を流して固めます。



接着されました。
サンディングして表面を均しておきます。



定盤にマチ針で固定しながら組んでいきます。
原寸大図面も片側しか無いので、後縁材とリブの直角を出し、後はつじつまを合わせつつ組んで行きます。



上面プランクの接着準備をします。 リブを養生した後に、前縁材、スパーなど翼型ラインからはみ出た部分を
削り、平滑にしていきます。



他の翼パーツ同様、低粘度瞬間接着剤で染み込み防止を施した後、高粘度瞬間接着剤で上面プランクを接着
します。



翼端パーツを接着します。 この状態がキットのパーツで組んだ形です。



隙間部分にスクラップバルサを埋め込みます。



先ずはカッターで荒削りをします。



翼形に合わせる為に、上面プランクにマスキングテープを貼って養生をし、その部分をガイドにして削って行きます。



翼端の整形が済みました。 




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