PIMENTA 2Mの製作 スポイラー設定


スポイラーの設定方法を8FGを例に取り解説します。


スポイラーの舵角を大きく取るためには、サーボホーンの穴位置を大きくする、スポイラーホーンの穴位置を小さくする
等の方法がありますが、主翼内スペースによっては不可能な場合があります。

今回、ピメンタでは送信機のトリムミックス機能を使って解決しています。



8FGではMODEL MENUからTRIM MIXを選択します。
 


スポイラーサーボをフラップチャンネルに接続していますので、FLAPの項目でニュートラル位置を88ポイントマイナス
に振りました。  この数値で、スポイラーがピッタリと主翼に収まりました。

TRIM MIXはコンディションを設定している場合、コンディション毎に設定する必要があります。 今回のピメンタでは、
スタート(モーターラン)、ノーマル、スピード、ブレーキの4コンディションを作りました。



バタフライの項目でブレーキ設定をします。 +200%と入力すると、ほぼ90°までスポイラーが立ち上がりましたが、
ここまで上げると降下姿勢がダッチロール気味になるので、150%まで落としてあります。



OFFSETはデフォルト値ですが、この数値でスロットルスティックの不感帯を決めています。

SPEEDの数値は、スポイラー動作を遅くする設定で、いきなりスポイラーが立ち上がると、姿勢を乱すので、
1秒程度かけて立ち上がる様にしています。





ピメンタでは、スポイラー動作時には頭下げが発生しますので、エレベーターのUPミキシングが必要ですが、
スポイラー動作と同じタイミングでエレベーターUPミキシングが入ると、動作直後に頭上げを起こします。
ですので、エレベーターミキシングの入るタイミングを、ポイントとカーブを変更してあります。

スポイラーが1/4程度立ち上がった所からエレベーターのUPミキシングが入る様に飛ばしながら調整しました。




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