Xplorer2.5 F5Jの製作 2


 
エルロンの工作に入ります。 こちらも2機分同時に作業します。

エルロンホーンは角度が立っていてホールが浅いのでリューターで3ミリカットします。



カットしたら、角を落として、M3のナットを入れてみて、スムーズに回るか、確認をしておきます。

以前は、ナットを咬ましてからカットしていたのですが、切削砥石が良くなったのか、バリでネジ山が潰れる事が
ほとんどありません。



納入時の状態に、マスキングテープで養生をした状態です。



動翼側を加工しました。



この部分はクレビスがギリギリ入るサイズとしています。



主翼側は超音波カッターで切り開きました。  以前は、細かな穴を開けてから、リューターで繋いで切り開いて
いましたが、これがサクサクと切れて良い具合です。



翼面を切り取りました。 中にカーボンで補強されたロハセル製の後縁材が見えています。



まわりはリューターで少しずつ削って仕上げて行きます。



後縁材を棒ヤスリで削って広げます。 クレビスが5.5ミリ有りますので、6ミリを目安にしています。



加工が完了したエルロンリンケージです。 エルロンホーン部が主翼に干渉しないので、クレビスのピンの逃げは
加工していません。


 

サーボベッドを作ります。 今回使用するサーボには、市販のサーボベッドが用意されていません。 ですが、
直接サーボを主翼に貼り付けるのは、きむらクラフト的ポリシーに反するので、サーボベッドを自作します。

F3J機でサーボベッドを作った時は、曳航などで大きな負荷が掛かるので、前側のベッドはスパーに持たせる
構造にしたのですが、今回はF5J機ですので、全て同じサイズのサーボベッドを作ります。

1機で8個、二機分で16個のサーボベッドが必要です。 6ミリベニヤを組み合わせて作ります。



ベースとサーボ受けを接着、一本の長い物が出来上がりました。



長く出来た物を、丸鋸盤で切断していきます。 この卓上丸鋸盤は今回の工作を機に導入しましたが、かなり重宝
しています。

同じ物を沢山作るときにとても便利です。



ジグを作って、サーボの耳がスッと収まるスリットを加工しました。 一回、ノコ刃を通してから、品物を反転して
もう一度ノコ刃を通すと溝が出来る作戦です。



このようにサーボがすっぽりと収まります。 実際はここにFRP板の押さえが付いて、サーボを押さえます。


 



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